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vol.132 - アディポネクチンは内臓脂肪を減少させる!

要点のまとめ
  • アディポネクチンは脂肪を燃焼させる働きがある
  • 肥満状態になるとアディポネクチンの分泌量が減る
  • アディポネクチンには血管を丈夫にする働きもある
ダイエットは食欲との戦い

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食欲を抑える作用があるレプチンは、アディポネクチンとともにアディポサイトカインと呼ばれる内臓細胞から分泌されるホルモン。レプチンもアディポネクチンも体脂肪の減少に関して密接な働きをしている。

アディポネクチンには脂肪酸を燃焼させる働きがあるが、肥満状態になると内臓細胞から分泌されているアディポネクチンはレプチンとともに分泌量が低下する。そのため食欲の抑制がきかなくなり、それに加えて脂肪酸の燃焼が低下して、さらに内臓細胞が増えていくという悪循環に陥りかねない。

アディポネクチンは内臓脂肪が減少すると分泌量が増加していくことが知られている。ダイエットすることは、“食欲との戦い”と言われている。食べる量を減らすことで食欲が高まると思われがちだが、内臓脂肪を減らすことでアディポネクチンの分泌量が増えれば、食欲を抑えることができやすくなる。

効果的にアディポネクチンを分泌させるためには、内臓脂肪を減らす有酸素運動も役立つ。アディポネクチンは、血液中を流れて全身を巡り、傷ついた血管に入り込み、傷を修復する働きもある。

つまり、やせることによって内臓脂肪を減らすことは、アディポネクチンによって血管を丈夫にして動脈硬化の予防にも役立つことになる。

用語解説

アディポネクチン

脂肪細胞から分泌されるたんぱく質で、インスリン受容体を介さないブドウ糖の取り込み、脂肪酸の燃焼、脂肪細胞内の脂肪の分解、インスリン受容体の感受性の亢進などの働きがある。

Q&Aコーナー

アディポネクチンの分泌量を増やすには、食事を減らすのと運動をするのとでは、どちらが効果がありますか?

運動と食事の効果は、どれくらい身体を動かしたのか、どれくらい食事を減らしたのかの量によって違ってきます。ただ、食事を減らすと脳の摂食中枢が刺激されて食欲が増すことになるので、内臓脂肪を減らしてアディポネクチンを増やすためには運動を取り入れたほうがよいのは間違いありません。

太った人が食欲を抑えるためには、どうすればよいですか?

アディポネクチンは内臓脂肪が減ると分泌量が増えて、食欲が高まらないようになるので、内臓脂肪を減らすことが一番の方法です。無理なダイエットは内臓脂肪が減っても、空腹感が強くなり、急な栄養不足に対応するために食欲が高まることにもなります。じっくりと時間をかけて、徐々に内臓脂肪を減らしていくことです。

運動はしたくないのですが、それでも食欲が高まらないようにする方法はありますか?

アディポネクチンには運動による脂肪の燃焼を高める働きがあります。運動をすることによってアディポネクチンの分泌量が増えると、運動による脂肪燃焼が高まるので、運動がすすめられます。運動をしないでアディポネクチンの分泌を増やして食欲を抑えるには、空腹を感じない程度に食事の量を減らして、長期間のダイエットを目指すことです。

血管が丈夫になればダイエット効果は高まりますか?

内臓脂肪が多い人は血液中の脂肪も多く、それが血管を老化させる原因と考えられてきましたが、それだけでなくアディポネクチンの分泌が低下することで血管の修復が遅くなって血流が悪くなることがわかってきました。血液循環がよければ、酸素も栄養素も全身を巡るようになり、それが脂肪燃焼のエネルギー代謝を高めていくので、血管を丈夫にすることはダイエットの基本ということになります。血管を強くするためにはたんぱく質が必要なので、肉類・魚介類・卵・大豆などは毎日欠かさずに食べるようにします。

《監修:NPO法人日本メディカルダイエット支援機構》
《イラスト:日暮ろこ子》

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