vol.235 - あめ玉1個で脳を満たそう

要点のまとめ
  • 甘いものを食べたくなったときに我慢はよくない
  • 甘いものを少しだけ食べて血糖値を安定させる
  • 果物やドライフルーツなら太らずに胃が満足する
あめ玉1個で脳を満たそう

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甘いものの誘惑に迫られたときに、食べるべきか、我慢すべきかは悩んでしまうところ。

眠くなったときの一番の解消法はコーヒーを飲むことでも目薬をさすことでも体操をすることでもなくて、寝ること。短時間の睡眠で、眠気を解消するわけだが、それと同じで、甘いものをほしくなったときに我慢をすると、かえって我慢が続かなくなったときにドカ食いすることにもなりかねない。

甘いものが食べたくなる一番の原因は、血液中のブドウ糖が大きく減って血糖値が下がること。血糖値が大きく下がったときは、たくさんの食べ物を摂るように脳が要求するものの、血糖値を上昇させるためには量を食べる必要はない。

最も血糖値を上昇させやすいのは砂糖で、砂糖が含まれたお菓子か飲み物に砂糖を入れて飲むこと。多くの量を摂ることはなくて、飴玉1個、チョコレート1片、砂糖2gといった程度でも、すぐに血糖値は上昇していく。

血糖値が下がらなくても、イライラの解消のために甘いものがほしくなることがある。それを解消するためには、甘くても血糖値を上昇させないもので、適度の胃に収まって満足させるものを食べるとよい。それに当てはまるのは太りにくい果物か、果物を乾燥させたドライフルーツ。

用語解説

ドカ食い

一度にたくさんの量を食べてしまうこと。“ドカ”は、もともと古い日本語のようだが、一夜のうちに家を埋めるほどに振った雪をドカ雪と表現したことから、他のことにもドガが使われるようになった。ドカ食いの量は、1食で2食分以上を食べることを一般には指している。

Q&Aコーナー

コーヒーを飲んでも眠気は抑えられませんか?

コーヒーにはカフェインが含まれていて、カフェインには興奮作用があるので眠いときには眠気が抑えられる、場合によっては目が冴えるというように効果はあります。コーヒーよりもカフェインが含まれているのは玉露や抹茶ですが、それは濃い状態で飲んだ場合のこと。玉露入りのペットボトルのお茶は少ない量しか加えられていないので、あまり効果は期待できません。

空腹でもドカ食いをしないで済む方法はありますか?

ドカ食いをしてしまうのは、食べるものが目の前にあるか、追加で食べられる状態にあるからです。食卓に乗っている量が限られていて、すぐに食べられるようなものが買ってなければ食べようがありません。他の人と一緒の食事のときも、取り分けではなく。食べられる量が決まっている食卓を目指します。

余計なものを食べないようにするには、どうしたらよいですか?

余計なものが買ってあるから食べてしまうので、買って帰らないことですが、お腹がすいているときに買い物にいくと、ついつい余計なものや、今は買わなくてもよいものにも手が伸びてしまいます。食事をして、お腹を膨らませてから買い物に行くのが一番の方法です。

食べ物を買いすぎてしまうときには、どうすればよいですか?

買い物のリストを作り、それ以外は買わないようにするのが一つの方法です。空腹のときに買い物をするときには、先に重いもの、例えば飲み物や調味料、野菜など、かさばるもの、例えば紙類や洗剤などを買ってから食べ物を買うようにすると、あまり買うことができなくなります。

空腹のイライラを特に抑えられるものは何ですか?

ブドウ糖が空腹を感じにくくさせるといっても、甘味が強くないものは脳の満足度が低くなります。甘いものを食べることで、精神的に満足度が高まるので、同じだけ砂糖が含まれているものなら飴玉のように特に甘さを感じるものが適しています。舐める時間が長く続くのも空腹を紛らわせる結果になります。

《監修:NPO法人日本メディカルダイエット支援機構》
《イラスト:日暮ろこ子》

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