去る9月8日、都内にて、マラソン大会『Hope And Live~2013 アキバエンタメマラソン』が開催された。
今回が第1回目となる同マラソン大会は、ロックバンド・SPEED-iDのHALがHIVキャリアであることを公表したことをきっかけとして実施されたイベントのひとつ。
同大会の制作統括プロデューサーを務めたのは、市民ランナー・川内優輝選手のものまね芸人ランナーであるM高史で、お笑い芸人ランナーの猫ひろしや川内鮮輝選手(川内優輝選手の実弟)のほか、数多くのアーティストやタレント、アイドルたちがゲストランナーとして参加していた。
大会当日の正午ごろ、日比谷公園内にて開会式が開かれ、財団法人日本プロスポーツ協会・会長の島村宜伸氏(元農林水産・文部大臣)や、アジア太平洋経済環境研究会・会長の川阪進治氏などによる挨拶が行われた。
その後、M高史が指揮をとりながら、猫ひろしなどのゲストランナーと一般ランナーが一緒に準備運動をし、しっかり体をほぐしてから、スタート地点である皇居・桜田門前へ移動。
今回の大会競技種目が、「男子5kmの部」、「女子5kmの部」、「男子10kmの部」、「女子10kmの部」、「エンタメマラソン・アイドルコース」、「エンタメマラソン・初心者男子コース」という、計6部門だったこともあり、ランナーの人数制限と時間差を設けて、各部門のマラソンを実施する流れとなっていた。
最初に行われたのは、猫ひろしや川内鮮輝選手が参加する「男子10kmの部」で、猫ひろしと川内鮮輝選手は、スタート時点からハイペースで疾走。どちらが先にゴールするのか予想がつかない状況だったが、1位を手にしたのは川内鮮輝選手となり、少し遅れて猫ひろしがゴールした。
なお、今回行われたマラソン大会は、社会貢献を目的として、“つなぐ”をテーマに集結したアーティストやタレントたちのエンターテインメントイベントを支援する「Join LIFE機構」が主催する、第2弾イベントでもある。
同機構の第1弾イベントは『Hope And Live ~ HIV/AIDS治療支援ベネフィット・コンサート2013』で、ロックバンド・LUNA SEAの河村隆一や、ロックバンド・SIAM SHADEの栄喜など、さまざまなアーティストが出演し、HIV/AIDSの啓蒙活動としてライブパフォーマンスを行った。
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