20歳の武井 咲が献血の大切さをアピール!…『はたちの献血キャンペーン』記者発表会が開催

『はたちの献血キャンペーン』記者発表会に出席した、女優の武井 咲
去る1月7日、都内にて、『はたちの献血キャンペーン』記者発表会が開催された。

同キャンペーンは、日本赤十字社が主催となり、献血者が減少しがちな冬期(1月から2月)に毎年実施しているもの。成人式を迎える「はたち」の若者を中心とした幅広い年代の人たちに、献血に対する理解と協力を呼びかけるために行われている。

また、同キャンペーンでは毎年ひとりの著名人が“キャンペーン広報キャラクター”を担当しており、今年は、2年連続で女優の武井 咲が広報キャラクターに就任。なお、2012年から2010年はプロゴルファーの石川 遼選手、2009年はプロ野球選手の田中将大選手、2008年は女優の榮倉奈々、2007年は女優の新垣結衣が広報キャラクターを務めた。

今回の発表会に出席した広報キャラクターの武井 咲は、『私は昨年(12月25日)“はたち”になりました。(献血のことを知らない)同世代の方たちに、献血を知ってもらうきっかけになれるよう、しっかりと責任を持ってやっていきたいと思っています』とコメントしていた。

発表会では、武井 咲が出演するキャンペーンのテレビCM放映や、新成人200名を対象にしたアンケート調査をもとにしたトークセッションも行われ、進行役として、フリーアナウンサーの小林麻耶とラジオDJの山本シュウも登場。

トークセッションでは、『一日平均で輸血を受けている人の人数』や『新成人が献血をしたことがない理由』、『輸血用血液製剤の利用用途』などが話題にあがり、武井 咲が自身の考えを述べる場面もあった。

さらに、中学3年生のときに急性骨髄性白血病と診断された遊佐つぐみさんが、輸血経験者としてトークセッションに参加。現在21歳の遊佐さんは、輸血によって白血病を乗り越え、完治したことを話し、『皆さんが献血に足を運んで下さっているので、皆さんのおかげで、自分がいま生きているんだなって、実感することができました』と、献血協力者への思いを語った。

そして、発表会の最後に、厚生労働大臣の田村憲久氏が登壇。昨年11月、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染していた献血者の血液が輸血され、輸血経験者がHIVに感染してしまった事例について触れ、『献血を、HIVの検査の代わりには使っていただきたくない。問診票をしっかりと見ていただいて、その上でご協力いただきたい』と訴えていた。
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