


しかしながら、1年以上の長期間、定期的に走り続けている人はどれくらいいるのだろうか。
このたび、株式会社デサントが、“ランニングを辞めてしまった”20代・30代の男女225名を対象に行った調査結果によれば、「1年以上走っていた」と回答した人は23.6%となり、約7割のランナーが、1年以内にランニングを辞めていたことがわかった。(調査期間:2013年10月25日から11月13日)
また、同調査で、『ランニング継続期間とランニング頻度の関連性』を調べたところ、2日に1回以上走っているランナーのうち、半年以上継続できないランナーが70%近くを占めいた。その一方で、3日に1回や4日に1回など、適度な頻度でランニングしているランナーは、40%以上が継続できていた。
そこで、6か月以内でランニングを辞めた人に、その理由を尋ねたところ、以下のような結果になった。
■6か月以内でランニングを辞めた理由
1位:走ることが億劫になった
2位:仕事など他のことが忙しくなった
3位:生活リズムの変化により走る時間がなくなった
4位:なんとなく走りたくなくなった
5位:精神的な疲れ
6位:走る目的(ダイエットなど)を達成した
7位:ランニング(ジョギング)コースなどがなくなった
8位:一緒に走る仲間がいなくなった
9位:ランニング(ジョギング)後の疲れ
10位:膝や腰など具体的な痛みや怪我
このほか、ランニングを辞めた人に『ランニング再開の意向』を尋ねたところ、79.6%のランナーが「機会があれば再開したい」と回答。また、『どのようなきっかけがあれば再開するか』を聞くと、「カラダの疲れをとってくれるウェア」を希望した人が21.8%いたという。そのほか、「ランニングの距離やタイムを測る機械」が20.9%で、「応援してくれる仲間や友人」と答えた人が18.7%いた。