シャワーで褐色脂肪細胞の脂肪燃焼をアップ!

肩甲骨にシャワー
この記事の概要
  • 肩甲骨の周囲には脂肪を燃焼させる働きがある褐色脂肪細胞が集中
  • 日本人は褐色脂肪細胞の働きが高くない
  • シャワーの温度の切り換えで褐色脂肪細胞が活性化できる

シャワーは浴び方によってダイエット効果が高められます。その中でも人気が高いのは、全身が温まったあとに肩甲骨と、その間に当てる褐色脂肪細胞を刺激する方法。

脂肪には、脂肪を蓄積する白色脂肪細胞と、脂肪を燃焼させる働きがある褐色脂肪細胞がある。褐色脂肪細胞は、白色脂肪細胞に比べると非常に数が少なく、成人でも40gほど。褐色脂肪細胞が集中しているのは肩甲骨の周囲と、その間が最も多く、他には首筋、わきの下などに集中している。

褐色脂肪細胞には白色脂肪細胞の1,000倍ものミトコンドリアが存在しており、さらにエネルギー効率を高める活性物質(UCP1)が結合しているため、ミトコンドリアによる脂肪燃焼の効果を得ることができる。

褐色脂肪細胞の量は個人によって大きな差はなくても、活性度には大きな違いがあり、日本人は欧米人に比べて特に活性度が低くなっている。食事をしたあとに体温が高まりやすい人は褐色脂肪細胞の活性度が高く、食事を始めて15~30分後に肩甲骨の間に触れると熱を発しているのがわかる。

褐色脂肪細胞の活性度を高めるためには、肩甲骨の間に熱めのシャワーを当て、温まってきたところで、冷水に切り換えて30秒ほどシャワーを当てる。これを2~3回繰り返す。温度差があるほど褐色脂肪細胞が刺激され、活性度が高まり、普段から脂肪の燃焼効率を高めることができる。

用語の解説

UCP1

褐色脂肪細胞のミトコンドリアの中にある脱共役タンパク質で、運動をせずに脂肪を燃焼させる働きをしている。興奮ホルモンのアドレナリンが褐色脂肪細胞のβ3受容体に結合することでUCP1が生成されて、エネルギー消費によって体熱が発生する。

よくある質問

肩甲骨の間を温めるなら、入浴するだけでもよいのではないですか?

褐色脂肪細胞は温めたあとに冷えることで活性化させることができます。温度差があるほど活性度が高まります。冷感シップを肩甲骨の間に貼るダイエット方法がありますが、これは温かな季節に褐色脂肪細胞を冷やすことで活性度を高めています。

温度差によって褐色脂肪細胞が活性化するならシャワーを熱くして浴びれば効果はありますか?

温水と冷水の温度差があると褐色脂肪細胞が活性化するといっても、温熱のほうは42℃を超えて温度が高めになっても褐色脂肪細胞への刺激は変わりません。それによりも冷水のほうを低めの温度にして、温度差を大きくして交互に温水と冷水のシャワーを浴びるほうが効果はあります。

肩甲骨を動かす体操で褐色脂肪細胞が活性化させる方法がありますが、これでも同じような効果が得られますか?

肩甲骨ダイエットや天使の羽ダイエットは肩甲骨を動かすことを褐色脂肪細胞を活性化させようとするものですが、これは褐色脂肪細胞が多いのに活性化していない人には効果があります。もともと褐色脂肪の数が少ない人の場合には、温度差による刺激で褐色脂肪細胞を増やすように刺激してから、肩甲骨を動かす体操をすることをすすめます。

褐色脂肪細胞の刺激の効果を、もっと高める方法はありますか?

褐色脂肪細胞は食事をして体温が上がっただけでも脂肪を燃焼させる特別な脂肪細胞ですが、脂肪を燃焼させているのはミトコンドリアなので、ミトコンドリアによる脂肪の燃焼を進める有酸素運動が一番です。汗を流したあとに汗をかく運動をするのは抵抗があるかもしれませんが、軽く汗をかくくらいの運動は褐色脂肪細胞の脂肪燃焼を進めてくれます。

監修者
内閣府認証 NPO法人日本メディカルダイエット支援機構
イラスト
日暮ろこ子
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