- 糖質の燃焼にはビタミンB₁が欠かせない
- 脂質の燃焼にはビタミンB₂が欠かせない
- 体脂肪の燃焼には4種類のビタミンB群が必要
脂肪が多く含まれる食品を摂っても、効果的に燃焼させることができれば、体脂肪として蓄積される量を抑えることができる。効果的な燃焼のために必要となるのはビタミンB群の摂取。
食事で摂ったエネルギー源のうち、糖質の燃焼にはビタミンB₁が、脂質の燃焼にはビタミンB₂が欠かせない。ビタミンB₁もビタミンB₂も食事で摂った場合には1日ほどは体内に残っており、1日に1回でもビタミンB₁とビタミンB₂を摂っていれば、運動をしたときには効果的にエネルギーが燃焼されることになると思われがち。
しかし、ビタミンB₁とビタミンB₂が燃焼をするのは食事で摂った糖質と脂質で、体脂肪はビタミンB₁とビタミンB₂だけでは充分に燃焼させることはできない。体脂肪を減らすためには、ビタミンB群のビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂が、そろっている必要がある。
脂肪酸を燃焼させる筋肉細胞内のミトコンドリアにはTCA回路(クエン酸回路)があり、脂肪酸は、それぞれのビタミンB群によって少しずつ変化をして、すべての変化を終えたところでエネルギーが発生する仕組みになっている。この途中で、ビタミンB群のうち一つでも欠けるものがあると、連続した脂肪燃焼が止まることになる。
用語の解説
- ビタミンB群
よくある質問
4種類のビタミン群を補っていれば、脂肪燃焼は盛んになりますか?
体脂肪の燃焼にはビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂がセットでそろっている必要がありますが、これらのビタミンB群を使って脂肪を燃焼させるためには酸素を多く取り込まなければなりません。酸素を取り込むのに有効なのはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動なので、ビタミンB群を摂ったからと安心して、身体を動かさないのでは脂肪は効率的には燃えてはくれません。
運動をしてもやせないのは、ビタミンB群が不足しているからですか?
4種類のビタミンB群がセットでそろっていないと体脂肪が燃焼しにくいわけですが、運動しても体脂肪が分解されにくいβ3アドレナリン遺伝子タイプの人や、脂肪を燃焼させる筋肉が少ない人、有酸素運動をしても酸素の取り込み量が少ない人は、どうしても運動の効果が出にくくなっています。それであってもビタミンB群が不足していたのでは燃焼が進まなくなるので、ビタミン補給は重要です。
ご飯を食べすぎたときにはビタミンB₁が含まれた食品やサプリメントを摂ればよいですか?
糖質のご飯を食べすぎたときにはビタミンB₁、脂肪が多いおかずを食べすぎたときにはビタミンB₂を補うのが原則です。ただ、これらのビタミンは食べたものを、すべてエネルギーに変えてくれるわけではなく、燃焼を促進させてくれるものです。ビタミンB群を摂るからと安心して食べすぎてしまっては仕方がありません。
ご飯のあとにビタミンB₁とビタミンB₂が入ったお菓子を食べてもよいですか?
お菓子に含まれた小麦粉や砂糖をエネルギーに変えるときにビタミンB₁が使われてしまいます。そのため、ご飯で摂った糖質の燃焼にまで回る分が不足しかねません。せいぜいお菓子のエネルギー量を燃焼させるくらいしかないと思って、食事で摂ったものをエネルギーにするには、おかずかサプリメントを当てるようにします。
- 監修者
- 内閣府認証 NPO法人日本メディカルダイエット支援機構
- イラスト
- 日暮ろこ子
