もちろん、年末年始の暴飲暴食や正月休みにダラダラと過したことも原因の一つだが、それだけとも限らない。
たとえば、塩分の摂りすぎによる「むくみ」。保存食としての役割も持つおせち料理には、塩分が高いものが多い。
また、酒の肴が中心となる忘年会や新年会のメニューも、塩分高め。摂りすぎると、体内の塩分濃度を調整するため、水分を多く取り込んで体重が増えるというわけである。体脂肪の増加によるものではないので、ふだんの生活に戻れば、自然に元の体重に戻るはず。
「むくみ」を解消するには、まず、汗をかいて体内の水分を排出することと、バスタイムは半身浴でゆっくりとすること。
風呂上がりにリンパマッサージをするだけでも効果がある。また、カリウムをはじめ、ビタミン・ミネラル豊富な野菜中心の食生活を心がけ、睡眠はしっかりとろう。
人間の身体は基本的に、短期間で増えた体重は短期間で元に戻せるようにできている。正月太りも正月ボケも、短期間でリセットを。