主婦の友社は、2月6日(月)、『味噌、しょうゆ、キムチ 植物性乳酸菌で腸内改革』(松生恒夫・矢嶋信浩:著)を発売する。
人間の体にある免疫の約6割が集中している「腸」。神経細胞が臓器の中でも一番多く、脳からの命令がなくても、自身の判断で動ける腸は、別名「第2の腸」ともいわれる。ところが、そんな重要な臓器があるにもかかわらず、ここ数10年の間に、便秘や大腸ガンなど、腸の疾患を抱える日本人が急増している。
同著は、大腸の専門医で著書多数の松生氏と、カゴメ総合研究所主席研究員で、植物性乳酸菌やラブレ菌の研究にも携わった理学博士の矢嶋氏の共著。
腸の働きや役割をはじめ、腸の疾患数が少なかった昔に比べ、現代人の腸はいったいどうなっているのか、など、腸内環境に大きく影響する食生活をからめて指摘、解説する。
さらに、腸に直接働きかけ、腸内環境をよくする植物性乳酸菌についても深く掘り下げる。今、1日30万人以上が摂取し、密かなブームとなっている植物性乳酸菌を摂取することで、どのような変化が腸に起こるのか、実際のデータとともに解説。毎日を快腸に過ごすポイントなど、今日からスタートできる腸内環境改善方法も掲載されている。
適正な食生活で腸内環境を整えることは、肥満予防にも通じる。植物性乳酸菌豊富な昔ながらの日本食を見直すきっかけにもなるかもしれない。
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