お釈迦様の誕生日とダイエットの意外な関係!? 「甘茶」の美容&健康作用とは

「灌仏会(花祭り)の花御堂と誕生仏」(C)katorisi
2012年3月29日(木) 15時20分
「灌仏会(花祭り)の花御堂と誕生仏」(C)katorisi
「灌仏会(花祭り)の花御堂と誕生仏」(C)katorisi
花祭りカード
花祭りカード
甘茶
甘茶

 「花祭り」をご存知だろうか?花祭りはお釈迦さまの誕生日を祝う日。全国の寺院で主に4月8日に行われ、稚児行列、落語、出店などでにぎわいを見せる仏教行事だ。

 実は、お釈迦さまの誕生日は、美容とダイエットにも関係があるという。花祭りは日本独自のイベントで、お釈迦さまの像が春の花で飾られたりと、桜の季節に一層の優美さを添えることで有名。それが、なぜ美容と関係があるかというと、それは、お釈迦さまの出生時にまでさかのぼる。

 シャーカ族の王スドゥーダナの王妃マーヤーが出産のための里帰りをする旅路で、ルンビニの園という庭園に立ち寄った。そこは美しい庭園で、花という花が咲き乱れており、一つの白い花に目を奪われたマーヤー夫人は、その花を摘み取ろうと右手を挙げた。そのとき、夫人の右わきから珠のような男児が誕生された。男児を受け止めるため、地には蓮が花開き、祝福のため鳥たちは歌い、天は甘露の雨を降らせた。

 物語はこんな展開だが、このとき生まれたばかりのブッダに注いだ甘露こそ、私たちに美容と健康をおすそ分けしてくれるもの。花祭りでは、この甘露を模した甘茶がふるまわれるのだ。

 まずは、甘茶を、生まれたばかりのブッダを模した像に、柄杓でかけるのが作法。その後、たいていのお寺では甘茶をいただくことができる。

 この甘茶、ユキノシタ科の植物で、その甘さは砂糖の200倍なのにカロリーはゼロ! そのため糖尿病治療に用いられるほど。さらには、抗菌作用や抗アレルギー作用、歯周病、婦人病にまで効能があるといわれている。

 甘茶はとろんとした甘みのあるさっぱりした口当たりのお茶で、飲むと甘いものを摂取したような満足感もある。

 ダイエットにストレスは厳禁。甘いものを禁止するのではなく、甘茶を飲んでほっと一息つくのもいいもの。健康にもいいので文句なし。そして、このお茶の抗アレルギー作用は、春の天敵、花粉症にも効くようだ。

 最近では花祭りも地域ぐるみで行われ、若い人や女性でも参加しやすいイベントとなっている。桜も見ごろとなる時期、花祭りへ行ってみてはいかが?

《ダイエットクラブ編集部》

関連記事