メガネでダイエット? 食べ物を大きく見せて満腹に。

メガネ
メガネをかけるだけで、食欲を抑えられる。そんな夢のようなことが、ついに現実に?なってきた。

読売新聞によると、『食べているものを大きく見せかけることで満腹感を感じさせ、食欲を抑える「メガネ」を、東京大学の廣瀬通孝教授らのチームが開発した』という。

『開発されたのは、お菓子などを手でつかんで食べる時に、手の大きさはそのままで、食べ物の見た目だけを自在に変化させる映像処理システム。ビデオカメラが付いたメガネを着用すると、1・5倍までの拡大と、3分の2までの縮小であれば、食べ物をつかんでいる指と指の開き具合も、不自然にならないように画像処理できる仕組みで、カメラがとらえた映像は、ケーブルでメガネにつなげたパソコンで画像処理する。』

実際に実験で、拡大用のメガネの場合に食べる量が減少し、縮小用の場合はその逆だったという。

以前、ごはんなどに青いふりかけをかけて、食欲を無くす事によって食事量を減らすダイエット方法が話題になったことがあったが、このダイエット方法も脳の錯覚をうまく利用したダイエット方法といえる。

確かに、拡大用はダイエットに使えるかもしれないが、問題は、パソコンで画像処理をおこなうために、パソコンの近くで食事をしないといけないことか。そもそも、本気でダイエットを必要とする人は食に対する欲求が高く、場所を選ばず食事を楽しむ方であろう。もし、メガネだけで画像処理をおこなえるようになれば、近い将来、「メガネダイエット」なるダイエット方法が流行る日がくるかもしれない。


出典 東大教授が「ダイエットめがね」…仮想満腹感(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120403-OYT1T00303.htm
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