
日本人の腸内環境を悪化させている大きな要因の一つに、食生活の変化があげられる。腸のスペシャリストとして知られる松生クリニック院長・松生恒夫氏監修の調査によれば、「小学生の約4割は毎日の排便がない」にも関わらず、「約8割の母親が子どもの排便は順調だと思っている」という結果が出ており、子どもの排便習慣づくりは将来の健康にもかかわると警鐘を鳴らしている。
その松生氏の新著『腸マネジメント』が、4月24日(火)よりマイナビ新書から発売される。腸内環境を改善することで、腸の病気を防ぎ、ひいては全身も健康にする「腸マネジメント」の方法について解説。テレビでもおなじみの松生ドクターが、食物繊維や植物性乳酸菌の摂取の重要性など、腸を良好な状態に保ち、腸の病気を予防する食事や食スタイルについて、具体的なアドバイスを交えてわかりやすく説明してくれる新書タイプの本だ。
本書では、松生氏が積極的に訴える、子どもの腸内環境を良好にする食生活を習慣化させる「腸育」の重要性についても論じられている。ダイエットにも通じる健康的な食生活のヒントも得られそう。ぜひ書店でチェックしてみよう。
■書名:『腸マネジメント」
■著者:松生恒夫
