健康な日常生活を営むためには、免疫機能を維持・向上させることが大切だ。免疫機能は加齢や病気などによって低下することが知られているが、最近では生活習慣の悪化やストレスが低下を引き起こす一因として心配されている。
一方、野菜に含まれるカルテノイドやビタミン、食物繊維などの有用成分は、抗酸化活性、発がん抑制や免疫機能改善といった機能性が数多く報告されている。しかし、厚生労働省の平成21年国民健康・栄養調査結果によると、日本人の1日の野菜摂取量は成人で平均約295gと、「健康日本21」の目標値である350gの84%にとどまっている。
そこで、伊藤園では今回、毎日の食事に加え、野菜100%飲料で野菜の栄養を補うことにより、免疫機能の改善が期待できると考え、臨床試験を実施したという。
実験では、日頃疲れやすいと感じている健常な30歳以上の男女20名を対象に、1本あたり野菜を450g分使用した野菜100%飲料(280g入り)を1日1本摂取する群と、水を摂取する群に分け、4週間摂取してもらい、摂取前と摂取後に被験者の採点、問診などを行い、免疫力スコアおよび免疫力年齢を算出した。
その結果、野菜ジュース群と水を摂取した群とを比較すると、野菜ジュース群が免疫力スコアでは有意に上昇し、免疫力年齢では若いほうにシフトした。
したがって、野菜100%飲料を続けて摂取することにより免疫機能が有意に改善されたことがわかった。
壮年期から中年期に野菜飲料を摂取することは、ストレスなどが原因で低下する免疫機能の改善に有効であると考えられる。
