タニタは、食品や飲料などに含まれるグルコース(ブドウ糖)の濃度を短時間で計測できるポータブルグルコース計「GF-501」を9月18日に発売すると発表した。価格は本体が4万9350円、センサーカートリッジが1万2600円。
同社が「GF-501」を開発した背景には、近年の健康志向の高まりで食品や飲料の含有量の管理が必要になっている状況がある。
従来は、大型の糖・アミノ酸分析機器やバイオセンサーが必要で価格も100万円以上したが、ポータブルタイプの「GF-501」により、小規模な工場や開発・製造現場においても、食品や飲料の品質管理を簡便に行うことができる。
食品・飲料メーカー、醸造業者、医薬品メーカー、研究機関などをメーンターゲットに、年間1500台の販売を目標とする。
使い方は、計測したい試料液をセンサー部にかけるだけ。0.001%単位の精度で計測する。
目次