オムロン、7種類の表情を推定する技術を開発…ゲーム等への応用も

ペットロボットへの応用例
オムロンは、顔画像から喜び・驚き・恐怖・嫌悪・怒り・悲しみ・無表情の7つの表情をリアルタイムで推定する「表情推定技術」を開発した。

この技術をコミュニケーションロボットに搭載することにより、人間の表情に合わせた行動が可能となり、表情に応じた反応が楽しめるゲームや画像検索用途など様々なアプリケーションに展開できるという。

同社は、「人と機械のベストマッチング」を開発コンセプトとし、顔や人から様々な情報を取得する顔画像センシング技術「OKAO Vision」をコア技術のひとつとして位置付け、1995年以来技術開発を進めてきた。これまで、顔検出、顔認識、笑顔度推定、視線やまぶた・口の開閉検出、年代・性別推定を可能とする技術開発を行ってきており、これらの技術は、デジタルカメラやスマートフォンのオートフォーカス機能、プリンタの美肌補正機能、パソコンの画像管理機能などの様々な用途に応用されている。

今回、「OKAO Vision」に「表情推定技術」が加わることで、人の状態をより理解することが可能になり、人と機械の円滑なコミュニケーションのサポートだけでなく、インタラクティブなゲームやおもちゃなど、幅広い分野に応用が可能となるという。
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