マクロミルは、2013年に成人式を迎える全国の新成人を対象に、「2013年 新成人に関する調査」を実施した。調査手法はインターネットリサーチで、2012年12月20日から12月21日の期間に、500人の有効回答数を得た。
2013年に成人式を迎える新成人に、これからの日本の政治にどの程度期待できるか尋ねたところ、「期待できる(期待できる+どちらかといえば期待できる)」と回答した人は24パーセントとなった。一方、「期待できない(期待できない+どちらかといえば期待できない)」と回答した人は76パーセントだった。これからの日本の政治に期待できると回答した理由を具体的に尋ねたところ、「政権交代したから」「経済政策が期待できるから」といった意見が散見された。また、期待できないと回答した理由としては、「総理大臣が次々と代わるから」「政党が乱立し過ぎているから」「公約を実現することができないから」という意見が多々見受けられた。
「自分の未来」についてどう考えているか尋ねたところ、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば明るいと思う)」と回答した人は51パーセントとなった。一方、「暗いと思う(暗いと思う+どちらかといえば暗いと思う)」と回答した人は49パーセントだった。2012年の調査と比較すると、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」と回答した人は14ポイント下降している。
学生、パート・アルバイト、無職の人に、将来どのような職業に就きたいか尋ねたところ、「公務員」が22パーセント、次いで「会社員(技術系)」11パーセント、「会社員(サービス系)」8パーセント、「会社員(事務系)」が5パーセントとなった。具体的な職業を尋ねると、公務員では「地方公務員」や「教員」を希望する人が多く見受けられた。
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