結婚式のプロデュースを行う劇的花屋(ドラマティックフラワーズ)は、ブーケニストの和田浩一氏が、花婿に向けた『メンズブーケ』のサービスを開始したと発表した。
2012年、ウェディング業界では「結婚式(準備)に積極的な新郎」=『イケ婿』という言葉が流行した。結婚式に積極的に参加する花婿が増えていることがクローズアップされたが、今年はその流れを汲み、更に花婿にスポットライトが当たることが予測される。そんな中、同社のブーケニスト和田氏が提案しているのが、花婿が持つ『メンズブーケ』である。このメンズブーケは、ただ単に持って入場してもらうことが目的ではなく、今までになかった、結婚式の新しい演出とされる。
花嫁が持つウェディングブーケの由来は、「男性が野の花を摘み、それをプロポーズとともに好きな女性に手渡した」ことだが、これに対してメンズブーケは、「結婚の許しを得るため、公の場で花嫁の父に願いでて認めてもらう決意」に由来しているという。この二つに共通していえることは、「花が、人と人の心を結ぶ象徴になっている」ことだとし、この儀式によって、花婿と花嫁の父という男同士の絆をより強め、これまでの結婚式で見過ごされてきた関係性に光を当てるという。
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