グンゼは、去る5月23日に都内にて、『オトナ思春期の“ランジェリー愁訴”と下着選びの新基準』と題したセミナーを開催した。
同社は、女性のココロとカラダのゆらぎは2度あるとし、1度目は体型や心が多感になる10代の思春期。2度目は、更年期と呼ばれるときで、10代の思春期と同じように、心身に変化がおこることから、この時期を“オトナ思春期”ととらえている。
インナーの販売を主としているグンゼは、オトナ思春期にさしかかった女性のココロとカラダの変化のうち、「肌の変化」に着目。そこで、肌と下着の関係について正しい理解を深める目的で、NPO法人女性医療ネットワーク理事長であり、女性ホルモンや更年期に関する書籍も執筆している、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座院長の対馬ルリ子氏をゲストに迎えた特別セミナーを行う運びとなった。
セミナーでは、対馬氏とグンゼのインナーウエア事業本部レディスMD部・部長の後藤直子氏がトークセッションを行う形で、「男女のホルモンの変化と更年期」や「エストロゲンの減少と体調不良の変化」、「エストロゲン不足で起こる症状・病気・トラブル」、「オトナ思春期における肌変化のメカニズム」などについて説明が行われた。
対馬氏は、『ある時期から急に肌が乾燥するようになり、かゆみがとまらず、イライラも激しくなって……。それでも掻くのをやめられず、肌を壊してしまいました。最終的には入院して治療しなければならなくなったのです』とコメント。だからこそ、肌に直接触れている下着には十分に気をつけて、できるだけ肌にやさしく、ストレスを感じないものを身に着けてほしいと話していた。
セミナーの最後には、グンゼが“オトナ思春期”世代に向けて提案する下着ブランド『KIREILABO』が紹介され、専門スタッフたちが同商品の特長などを解説。セミナー参加者たちは、実際に商品に触れ、肌触りなどを確かめていた。
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