ピスタチオを摂取するとカラダが元気になる?

ピスタチオ
2013年6月10日(月) 20時00分
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ピスタチオ
ピスタチオ

 アメリカピスタチオ協会は、ピスタチオなどのナッツを摂取することは、メタボリックシンドロームや糖尿病のリスク軽減、心臓病のリスク要因の低下、減量、妊娠中の健康維持にプラスにつながると、4つの最新医学研究発表で明らかになったと伝えた。

 まず初めに、血中脂質へのピスタチオの影響に関して、8つの関連研究に関する記事が「アメリカン・ジャーナル・オブ・ライフスタイル・メディシン」にて発表された。

 1例を除くすべての研究では7.6%から9.7%の基礎ラインの範囲内で、一般的に悪いとみなされているLDLのコレステロール値の減少が報告されている。PUBMED及び米国ロマリンダ大学のデータベース検索によると、イーストカロライナ大学及びテネシー大学の研究者は、多くの研究からHDLとLDLのコレステロール比率において統計的に著しい改善が報告されていることを発見している。

 このことから、研究者たちは、ピスタチオを食事に加えることが、正常及び高いLDLコレステロール値を持った人に効果的に働くケースがあるという結論に達した。次の例において指摘されているように、この結果は、ナッツの摂取は心疾患の危険を減少させることと関連がある、というほかの研究と一致している。

 2月に「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の中で紹介されたPREDIMEDの研究は、ナッツやエクストラバージンオリーブオイルに豊富に含まれる地中海ダイエットの循環器系への利点に注目した。

 研究者は、心臓病における高い危険度に関して個々を観察し、エクストラバーインオリーブオイルまたはナッツを摂取する地中海ダイエットが、主な心血管イベントを実質的に減少することがわかった。

 また実験では、55歳から80歳の人で合計7,447人が少なくとも4年間被験者として参加。研究開始時、彼らは心疾患を患ってはいなかったが、糖尿病あるいは、喫煙、高血圧、高いLDLコレステロール値、肥満などの危険要因から少なくとも3つ、若しくは早発性心臓病を発症した家族を持っていた。試験において、地中海ダイエットを実施したグループは、脳卒中の著しいリスク減など、それと関連する危険の減少が30%見られた。

 科学雑誌「PLOS ONE」内で公表された3番目の研究論文では、PREDIMEDの研究者は、研究開始における早い段階では、心臓病におけるリスクが高い人を対象とした。この中から週に3回ナッツを摂取した人と週に1回以下の人を比較した。週3回以上の被験者は、肥満率、メタボリックシンドロームおよび糖尿病になる可能性が著しく下がったという。ナッツには、ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミ、ピーナッツ、松の実、マカダミアナッツ及びカシューが含まれていた。

 アメリカピスタチオ協会の栄養コンサルタント、コンスタンス・ガイガー博士は、「ピスタチオを含むナッツは、抗酸化物質、ビタミン、タンパク質および食物繊維といった栄養素に富み、健康な心臓へと導き、体重の増加を引き起こさないことがわかった」と述べている。さらに「研究は、他のスナックやタンパク質の代わりにピスタチオを用いることが食事における栄養面の質を改善するとともに、心臓病のリスクを軽減することと関係していることを示している」と続けた。

 最後に、4番目の研究がウェイ・バオー博士主幹のダイアベッツ・ケア誌2月号に発表された。研究チームは、タンパク質の摂取と妊娠糖尿病との関連性を検証。赤身肉などの動物性蛋白質に替えて、ナッツを入れた植物性蛋白質の食事を摂取することが、妊娠糖尿病を発症する危険性軽減に関係していた。また、この研究は10年間以上にわたって行われ、21,000人を超える健康的な妊婦が参加したという。

《浦和 武蔵》

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