増税後の“価格表示”で気になることは?

5%税率で税込750円の商品について、現在と税率引き上げ後、それぞれの表示のどれが「最も良い」と思うか
2013年8月15日(木) 13時15分
5%税率で税込750円の商品について、現在と税率引き上げ後、それぞれの表示のどれが「最も良い」と思うか
5%税率で税込750円の商品について、現在と税率引き上げ後、それぞれの表示のどれが「最も良い」と思うか
税率引き上げ後、最も良いと思う表示方法(年齢別)
税率引き上げ後、最も良いと思う表示方法(年齢別)
2014年の消費増税時に、税込金額、税抜金額のいずれもが表示可能になることについて、どのように感じるか
2014年の消費増税時に、税込金額、税抜金額のいずれもが表示可能になることについて、どのように感じるか
商品カテゴリーごとの、望ましい表示方法
商品カテゴリーごとの、望ましい表示方法

 去る8月10日、参議院本会議にて、民主、自民、公明3党などの賛成多数で、消費増税法が可決、成立した。これにより、現在5%の消費税率が、2014年4月から8%になり、15年10月には10%に引き上げられる。

 予定通り消費税率が引き上げられた場合、これまで法律で義務付けられていた「総額表示(税込金額)」だけでなく、条件を満たせば「税抜価格」表示も可能となり、さまざまな価格表示の可能性が出てくるという。

 そんな折、博報堂が20代から60代の男女1,000名に対し、インターネットで『価格表示の方法』について調査し、その結果を発表した。

 まず、現在の表示価格750円(税込)の商品について、税込表示から税抜表示まで、9つのパターンを例示し「あなたがもっとも良いと思うもの」を選んでもらったところ、多くの支持があったのは「税抜表示」に「本体価格」と「税額」までが記載されている表示方法だった。

 また、2014年の消費増税時に、税込金額、税抜金額のいずれもが表示可能になることについて、どのように感じるか聞いたところ、以下のような結果になった。

 ■税込金額と税抜金額の両方が表示可能になったときに感じること
 第1位:店によって表示方法が異なると混乱すると思う(87.7%)
 第2位:商品を手に取る時点で(レジを通過する前に)、
    消費税額を含む支払い金額をすべて把握したい(81.9%)
 第3位:これまでのまま「税込表示」に統一されているほうが
    混乱がないと思う(77.5%)
 第4位:同じ商品・同じ本体価格であっても、表示額が異なれば、
    税込表示のほうが支払い金額を計算しやすいので、買いやすい(66.4%)
 第5位:自分がいくら消費税を負担することになるのか、
    きちんと把握しておきたいと思う(60.8%)
 第6位:商品を手に取る時点で(レジを通過する前に)、
    消費税額がいくらになるのか把握したい(57.9%)
 第7位:税抜表示と税込表示が混在する場合、消費税率が5%から8%に
    (または、8%から10%に)引き上げられると、商品の「値頃感」がわからなくなり、
    買いづらくなると思う(54.6%)
 第8位:表示方法が変わっても、買い物行動には影響しないと思う(28.9%)
 第9位:「税抜表示」の店と「税込表示」の店では、税込表示の店のほうが
    財布のひもが締まると思う(28.2%)
 第10位:ふだんよく行くお店の表示方法が「税抜価格」に変わった場合、
    買い物をする店を「税込価格」をしている別の店に変えると思う(25.8%)

 このほか、「弁当・惣菜」や「飲料」などといった商品カテゴリーごとに、どのような価格表示がいいか聞いてみたところ、食料品や日用品については、「税込表示がよい」、「税抜と税込の併記がよい」が45%前後となった。一方で、通信費・光熱費などの公共料金や、家電・自動車などの高額商品カテゴリーになると「併記表示がよい」という人が50%を超えるなど、併記表示支持者が多かった。なお、税率表示がよいと答えた人は少なく、すべてのカテゴリーで3%未満となった。

《ダイエットクラブ編集部》

関連記事