
厚生労働省が進める国民の健康づくり運動「健康日本21」では、2013年度からの10年間を対象にした第二次計画の目標に健康寿命の延長が掲げられている。現行の計画が「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、メタボ)」の認知度向上を目指したのと同様に、新計画には「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、ロコモ)」の認知度を8割まで高める目標も盛り込まれている。
この「健康寿命」を高めることは、超高齢化社会を迎える日本にとって重要なこととされており、具体的な行動変容は、生活習慣を見直すことから始まる。セミナーでは、有識者を迎え、この健康寿命を延ばすため、メタボ&ロコモ両面からの対策について学ぶ。
登壇者は日本栄養士会名誉会長であり神奈川県立保健福祉大学学長の中村丁次氏、東京都栄養士会会長の大槻満子氏、料理研究家の村上祥子氏、プロスポーツトレーナーの松井薫氏。セミナーでは講師による講演や実技、パネルディスカッションを行う。