サニーヘルスは、同社が運営するmicrodiet.netにて、調査レポート「油をもって脂肪を制す!セレブたちがこぞって取り入れている「ココナッツオイル」とは?」を公開した。
アメリカのモデル、ミランダ・カーや、アンジェリーナ・ジョリーなどのハリウッドセレブの間でも「ココナッツオイルダイエット」を取り入れる人が増えている。
料理に使ったり飲み物に混ぜたり、そのまま飲んだりなど、好きな方法で毎日ココナッツオイル(=ヤシ油)をとり、脂肪をエネルギーに変えて太りにくい体にしてくれるというダイエット法である。
オイルといったらやせるどころか一段と太りそうなイメージがあるが、ココナッツオイルはダイエットに有効なオイルだといわれている。
ココナッツオイルの主成分はもちろん脂肪で、「飽和脂肪酸」が約9割を占めている。飽和脂肪酸はバターなど動物性脂肪に多く含まれ、コレステロール値が上がることで知られ、健康志向の人には敵視されている種類の脂肪である。では、なぜその脂肪が主体となっているココナッツオイルがダイエットに役立つのだろうか。
実は飽和脂肪酸といっても何種類に分類され、体に蓄積されるタイプと、効率よくエネルギーに代謝されて体にたまらないタイプがあるとのこと。
ココナッツオイルは後者のタイプで、この飽和脂肪酸は「中鎖脂肪酸」と呼ばれている。中鎖脂肪酸を自然界で最も多く含んでいるのが、ココナッツオイルである。
脂肪は体内に入るとエネルギーとして燃焼されるか、中性脂肪として体内に蓄積される。一般的な植物油と比べてココナッツオイルが優れているのは、この「エネルギーとして燃焼」される効率が非常に良い点だ。一般的な植物油に多い「長鎖脂肪酸」と比べ中鎖脂肪酸は、消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくい。
この効果により、脂肪が吸収されにくく、しかも体に付いている脂肪は燃えやすくなるとされていると、microdiet.netのレポートは締めくくられている。
目次