ソフトブレーン・フィールドは「水産缶詰」に関する調査を約1か月間実施し、1,801の購入レシートデータ(男性:642レシートデータ、女性:1,159レシートデータ)から、調査結果を発表した。
今回の調査で、ブランド別に水産缶詰の購入状況を調べたところ、以下のような結果になった。
■水産缶詰のブランド別ランキング
第1位:はごろもフーズ
第2位:マルハニチロ食品
第3位:PB (プライベートブランド)
第4位:極洋
第5位:いなば食品
第6位:日本水産
第7位:宝幸
第8位:田原缶詰
第9位:ほていフーズ
第10位:富永貿易
また、水産缶詰の中身に関する調査で、購入割合がもっとも高かったのは「さば缶」で、次いで「かつお・まぐろ缶」、「さんま缶」という結果だった。
なお、今回の調査は7月1日から8月11日の約1か月間に実施したものだが、7月31日の時点で、「さば缶」の購入割合が前日の25%から46%になり、2倍近く増加したという。この理由として、一部のテレビ番組で「さば缶」を食べると痩せるという情報が放送され、購入者が増えた可能性があるとのこと。今回の調査に協力した人のコメントの中には、『テレビでさば缶が健康に良いと放送されたあと、店頭で(さば缶が)目立っていた』というものがあったという。
このほか、さば缶とかつお・まぐろ缶の購買理由を調査したところ、「価格がお手頃だったから」、「魅力的な商品特徴があったから」と答えた人の割合が高くなっており、『安い、体に良いDHA、EPAが入っているので購入した(60代・男性)』、『缶詰ならすぐ食べられて便利で保存もきくので。安売りしていたのが決め手(30代・女性)』などのコメントがあった。
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