カギは科学的根拠?…国の“お墨付き”食事は登場するのか

アフリカマンゴノキ
2013年10月1日(火) 18時15分
アフリカマンゴノキ
アフリカマンゴノキ
健康食品についての図
健康食品についての図

 厚生労働省は、『日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会』の第1回会合(6月24日)、第2回会合(8月20日)を開催し、“食事版トクホ”とも言える「健康な食事」の基準策定に向けた動きが進んでいる。

 同検討会は、疾病予防効果のエビデンスに基づく「健康な食事」の基準を策定する位置づけとなっているとされ、その基準を満たす食事やメニューについては、「トクホ(特定保健用食品)」や「栄養機能食品」のように、一般の食品では表示することのできない目印やマーク的なものを表示することが、将来的に可能となるかもしれない。

 「健康な食事」に期待が高まるが、トクホの人気は相変わらずだ。2012年には「キリンメッツコーラ」や「ペプシスペシャル」が発売され、様々な場面でトクホのコーラを目にした方も多いはずだ。販売本数の好調さも伝えられ、人々の健康志向によるトクホ人気がうかがえる結果となっている。

 また一方、新しい成分に注目した商品も発売されている。先月9月2日に発売された「スリムアップスリム オフ会」もそのひとつ。水なしで噛んで食べられるサプリメントで、海外でダイエッターから注目されている成分「アフリカマンゴノキ」が含まれている。

 アフリカマンゴノキ自体は、熱帯地域に自生する常緑高木。その果実や種子が古くからアフリカやインドで食されているとされ、その成分の特徴について株式会社龍泉堂の塩島氏は「食欲抑制に働くレプチンの効き目を高めたり、脂肪燃焼を促進するアディポネクチンの量を増やす働きや中性脂肪を作り出す酵素の働きを抑制する」とコメントしている。

 このような新しく注目される成分についても、それを含む食事(定食や惣菜、弁当など)については、「健康な食事」として認定される可能性もあるのかもしれないが、認定のカギとなるのは、同検討会も言及している「疾病予防効果のエビデンス」と言えそうだ。

 テレビや雑誌だけでなく、インターネットの登場により、健康に関する情報が溢れる時代になった。科学的根拠が明確にされた、国の“お墨付き”食事として、安心・安全な健康食を食べたいと思う人も多いのではないだろうか。

《ダイエットクラブ編集部》

関連記事