10月に入り、急な冷え込みで秋の到来を感じている人も多いだろう。衣替えのタイミングは、身の回りの物を整理したり、不要なものを処分するなど、家の各所や部屋を掃除をするきっかけにもなりえる。
そんなおり、ダスキンは全国の20歳以上の男女計4,160人(うち既婚者2,567人)を対象に、2012年末の大掃除の実態をインターネットで調査し、その結果を発表した。まだ年末の大掃除時期まで2か月ほどあるが、昨年はどれくらいの人たちが大掃除を行ったのだろうか。
まず始めに、2012年末の大掃除実施率を調べたところ、「大掃除をした」と回答した人は56.2%となり、「大掃除をしなかった」人は43.8%だったことがわかった。
また、大掃除をした人たちに、大掃除をした理由を尋ねたところ、もっとも多かったのは『気持ち良く新年を迎えたいから』(36.3%)で、それ以降は『毎年恒例の習慣だから』(27.1%)、『普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから』(26.2%)という理由だった。
続いて、 大掃除の実施の有無にかかわらず、「あなたが考える大掃除にもっとも近いもの」を聞いたところ、54.2%が「日頃掃除しない場所を掃除すること」と回答。場所別にみると、「レンジフード・換気扇」、「窓・網戸」が多く挙げられた。
そこで、「大掃除をした」と答えた人に、失敗談があるか聞いたところ、51.2%が大掃除で失敗したことがあると回答。失敗内容は『汚れが落ちなかった』、『作業時間が多くかかり終わらなかった』、『掃除をし忘れた場所・箇所があった』などのコメントを得られた。
ちなみに、「掃除し忘れた場所」についても尋ねたところ、以下のようなランキングになった。
■掃除をし忘れた場所
第1位:窓・サッシ
第2位:収納場所
第3位:照明器具
第4位:エアコン
第5位:家具・家電の裏
第6位:網戸
第7位:レンジフード・換気扇
第8位:ベランダ
第9位:トイレ
第10位:天井
また、上記以外のものとして、「外のフェンス」、「カーペットの下」、「野菜を入れているケース」、「洗濯機の下」、「仏壇」、「天窓」、「冷蔵庫の中」、「階段」などの掃除をし忘れてしまった人もいたようだ。
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