内面を刺繍する清川あさみの「男糸 danshi」展、渋谷パルコで開催中

清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
2013年11月17日(日) 17時00分 提供元: Fashion Headline
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ
清川あさみ「男糸 danshi」展に来場した清川あさみ

渋谷のパルコミュージアムでアーティスト・清川あさみ初となる「男性」を被写体とした作品展「男糸・danshi」展が開催されている。12月9日まで。

清川は様々な分野で活躍する男性30名の「生き様」を、モノクロ写真と刺繍の組み合わせによって表現。更に被写体の男性達の性格や雰囲気を、歴史や神話などに登場する人物に例えているのも大きな特徴だ。アインシュタイン、ブルース・リー、チャップリンなど実在した人物の他、シャーロック・ホームズや光源氏など物語の中の人物が、「今」を生きる男性達とコラボレーションしている。

同展覧会のメインビジュアルにも使用されている、金子ノブアキの作品では、旧約聖書などに登場する「大天使ミカエル」と金子を重ね合わせ、背中に金色の羽根の刺繍が施されている。その悲しみに満ちた表情について「泣いているんですよ」と清川さん。そして「金君んの民主主義的な優しい部分を出したかった。みんなに平和でいてほしいけれど、それは難しいのも事実。そういった内面の葛藤が、苦しそうな表情にあらわれている」と続けた。

綾野剛の作品も多くの人を引きつけていた。作品を表すキーワードの一つである「不安定」について「彼のこわれそうな部分は魅力的」(清川さん)。こちらを見つめる綾野の眼光は鋭く力強いのだが、繊細な蜘蛛の糸の刺繍とあいまって、妖艶な「はかなさ」を感じさせる。「人の魅力を見抜く」感性の鋭さが垣間見える作品だ。

作品には、著名人のパブリックイメージより深いところにある「内面」も表現されている。清川は被写体の男性達のイメージを、彼らとほとんど対話することなく作り上げているそうだ。撮影前のイメージが撮影後に変わることはほぼないとのこと。

11月16日には、清川の最新作品集『男糸』(税込2,940円)の先行販売を記念したサイン会が実施されるほか、11月23日と12月7日には被写体となった永瀬正敏や大東駿介を迎えたトークイベントも開催される。

【イベント情報】
清川あさみ「男糸 danshi」展
会場:パルコミュージアム
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコPART1・3階
会期:11月15日から12月9日
料金:無料

《Maki Ushitora》

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