花粉症は初期治療が重要! アレルギー症状を抑える方法とは…エスエス製薬

「アレルギーの疫学」(谷内一彦氏の発表資料)
2013年11月29日(金) 12時15分
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「アレルギーの疫学」(谷内一彦氏の発表資料)
「アレルギーの疫学」(谷内一彦氏の発表資料)
「アレルギー性鼻炎の有病率」(谷内一彦氏の発表資料)
「アレルギー性鼻炎の有病率」(谷内一彦氏の発表資料)
「2014年春スギ花粉飛散情報/提供:NPO花粉情報協会」(谷内一彦氏の発表資料)
「2014年春スギ花粉飛散情報/提供:NPO花粉情報協会」(谷内一彦氏の発表資料)
「ヒスタミン受容体の構成的活性とアレルギー症状の重症化」(谷内一彦氏の発表資料)
「ヒスタミン受容体の構成的活性とアレルギー症状の重症化」(谷内一彦氏の発表資料)
「セミナーのまとめ」(谷内一彦氏の発表資料)
「セミナーのまとめ」(谷内一彦氏の発表資料)
東北大学 医学系研究科 教授 谷内一彦氏
東北大学 医学系研究科 教授 谷内一彦氏

 エスエス製薬は、11月28日、都内にて、『花粉症初期療法の最新情報』に関するセミナーを実施した。

 同セミナーは、花粉の飛散量が増える時期を前に、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)治療に用いられている“抗ヒスタミン薬”の新しいトピックスを紹介するために行われたもの。

 今回のセミナーに登壇したのは、抗ヒスタミン薬の研究に従事している、東北大学 医学系研究科教授の谷内一彦氏。谷内氏は、花粉症の重症化を抑制する初期治療法や、抗ヒスタミン薬について説明を行った。

 以下では、谷内氏の講演でポイントとなっていた情報の一部を抜粋し、わかりやすく紹介する。

 ■アレルギー症状が発生する流れ
 ・マスト細胞(肥満細胞)がアレルギー症状の発症の鍵
 ・マスト細胞が異物(花粉など)を認識すると
  ヒスタミン(生理活性物質)を放出
 ・ヒスタミンは異物を体外に追い出す(防御反応)ために、
  くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどを起こさせる

 ■花粉症の初期治療薬について
 ・ヒスタミンの作用を抑制する“抗ヒスタミン薬”で
  アレルギー症状を抑える、軽減する
 ・抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代がある
 ・第1世代抗ヒスタミン薬は1950年から1980年に開発され、
  「眠気」や「だるさ」などの副作用がある
 ・第2世代抗ヒスタミン薬は1990年以降に開発され、
  眠くならない種類がある

 ■抗ヒスタミン薬の最新トピックス
 ・眠くなりにくい抗ヒスタミン薬が花粉症などの、
  アレルギー疾患の第一選択薬
 ・これまで医師が処方していた抗ヒスタミン薬を、
  薬局やドラッグストアなどで購入可能になった
  (OTC医薬品として市販)
 ・ヒスタミンの受け皿として働くタンパク質(ヒスタミン受容体)が、
  ヒスタミンが存在していない状況下で、アレルギー症状を発現させる
  指令を出していることが判明した(受容体の構成的活性)
 ・花粉症の初期治療として、花粉が飛ぶ前から、
  眠くなりにくい抗ヒスタミン薬を服用すると効果的
 ・花粉症の初期段階でOTC医薬品の抗ヒスタミン薬を使用し、
  効果がなければ医師に相談する

 このほか、抗ヒスタミン薬の副作用には、眠気のほかに、「鈍脳(インペアード・パフォーマンス)」があることを、谷内氏が説明。これは、集中力・判断力・作業能率が低下した状態で、薬を飲んだ本人は自覚しにくい場合もあるという。このため谷内氏は、眠気と鈍脳がない抗ヒスタミン薬の摂取を勧めていた。

《ダイエットクラブ編集部》

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