







未婚男女の交際・結婚についての意識と実態について、男女ともに半数以上が「ぜひ」「できれば結婚したい」と思っているが、交際している人がいると回答したのは男性3割、女性4割にとどまっている。
既婚男女の子どもを持つことについての意識と実態について、子供が欲しいと回答した男女に、子供を持ちたいタイミングについて聞いたところ、「今すぐにでも持ちたい」が男女ともに7割を超えた。既婚女性は、前回(2007年)調査時より13.2ポイント増加している。また、不妊への気がかりや「卵子老化」の認知は、男性より女性の方が高い傾向にある。
既婚男女の子どもを持ちたい人の実態について、子どもを「今すぐにでも持ちたい」女性は、情報収集や、基礎体温の記録、食生活に気をつけるなど主体的に妊娠に向けて取り組んでいる。男性は、配偶者の体調を気づかうことや、貯金をするなどが上位に上がっているが、特に何もしていない男性も約2割いることがわかった。
既婚男女の子どもを持つことへの不安について、子供のいる暮らしのイメージ第1位は、男女ともに「お金がかかる」だった。公的な育児支援策への期待に関する項目でも、「妊娠・出産費用の補助」「育児費用の補助」など「お金」に関する項目が上位に上がっている。