6年前と比較して、「今すぐにでも子どもが欲しい」既婚女性の割合は増加傾向に

結婚について/交際について
ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」は、子どものいない男女の、子どもを持つことについての意識・実態を把握し原因と課題を探るために、9月に25歳から45歳の未既婚男女に対して調査を行い、4,159名の回答を得た。

未婚男女の交際・結婚についての意識と実態について、男女ともに半数以上が「ぜひ」「できれば結婚したい」と思っているが、交際している人がいると回答したのは男性3割、女性4割にとどまっている。

既婚男女の子どもを持つことについての意識と実態について、子供が欲しいと回答した男女に、子供を持ちたいタイミングについて聞いたところ、「今すぐにでも持ちたい」が男女ともに7割を超えた。既婚女性は、前回(2007年)調査時より13.2ポイント増加している。また、不妊への気がかりや「卵子老化」の認知は、男性より女性の方が高い傾向にある。

既婚男女の子どもを持ちたい人の実態について、子どもを「今すぐにでも持ちたい」女性は、情報収集や、基礎体温の記録、食生活に気をつけるなど主体的に妊娠に向けて取り組んでいる。男性は、配偶者の体調を気づかうことや、貯金をするなどが上位に上がっているが、特に何もしていない男性も約2割いることがわかった。

既婚男女の子どもを持つことへの不安について、子供のいる暮らしのイメージ第1位は、男女ともに「お金がかかる」だった。公的な育児支援策への期待に関する項目でも、「妊娠・出産費用の補助」「育児費用の補助」など「お金」に関する項目が上位に上がっている。
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