和食に欠かせない調味料といえば、やっぱり…

キッコーマン食品は、「和食;日本人の伝統的な食文化」のユネスコ無形文化遺産の登録決定を前に、「日本人の和食に関する意識実態調査」を実施した。
同調査では、主婦の和食に対する意識や調理実態、そしてユネスコ無形文化遺産の登録申請の際に取り上げられている和食の特徴について、現在の実践度や今後の実践意向について調査している。
同調査で、「和食に欠かせない調味料」について聞いたところ、1位は「しょうゆ」(98.4%)で、2位以下は「だし」「みりん」「みそ」「砂糖」と続いた。
また、「よくつくる和食メニュー(白米・みそ汁除く)」について聞いたところ、1位「焼き魚」(59.8%)、2位「肉じゃが」(53.7%)、3位「豚のしょうが焼」(51.9%)、4位「かぼちゃの煮物」(50.6%)、5位「うどん」(49.5%)と、しょうゆを使用するメニューが上位に並んだ。
続いて、「普段、家庭で食べる料理のタイプ」について聞いたところ、「食卓に和食をもっと取り入れたい」という主婦の意識が高いことがわかった。また、実際につくられている料理は和食が洋食・中華に比べて多いが、特に小学生から高校生の子供がいる世帯では、和食より洋食が好まれる傾向があるようだ。主婦が家族に食べさせたい料理、次世代に向けて伝えたい料理、今後頻度を増やしたい料理はそれぞれ「和食」が多い結果となっている。
最後に、「和食に対するイメージ」について聞いたところ、和食の良いところとして、「野菜をたくさん食べられる」「栄養バランスが良い」「健康に良い(ヘルシー)」というイメージが強いことがわかった。また、良くないところとして、「どれも似たような味になる」「下処理に手間がかかる」「調理に手間がかかる」という意識が存在することもわかった。