ディープインパクトは、11月5日から12月5日まで、20代以上の女性544人を対象に、エイジングケア基礎化粧品に対する興味度と、線維芽細胞ほかコラーゲンなどの美容成分への理解度や認知度の実態を把握することを目的に、調査を実施した。
エイジングケア基礎化粧品に対する興味度を聞いたところ、「大変興味がある」、「興味がある」を合わせて、年代別に、20代61.0%、30代70.4%、40代70.0%、50代76.7%、60代以上67.8%であり、50代の関心度がもっとも高かった。
コラーゲンに関する知識について、コラーゲンが自身の体内で作られていることを知っているのは、全体で51.5%だった。また、「コラーゲンはプリプリと柔らかいものではなく、レザースーツのように固めのものである」ことを理解している割合は6.8%という結果に。
また、エラスチンの認知度と知識については、全体では48.3%と、約半数が「聞いたことがない」と回答。20代の認知度は25%と低いのに比べて、30代以上になると、全世代で認知度は40%を超え、名前自体の認知度は比較的高くなっているようだ。しかし、「どんなものかある程度知っている」「よく知っている」は、合わせて10.9%にとどまり、全世代を通じて、十分に理解している人の割合は少ない。
最後に、ヒートショックプロテインの認知度と知識は、全体では56.3%と半数以上が「聞いたことがない」と回答したが、年代が上がるにつれ、聞いたことがある比率は増えている。これは、ヒートショックプロテインがTVなどのメディアで取り上げられた影響で、認知度が高いと推測できる。しかしこちらも「どんなものかある程度知っている」「よく知っている」のは8.2%にとどまっており、全世代を通じて、十分に理解している人の割合は少なかった。
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