資生堂は、美と健康に関する企業と専門家によるコラボレーションサイト「Beauty&Co.」で、11月に、既婚の30代・40代の男女518人(女性259人、男性259人)を対象に、日常生活における、時間の使い方の実態と意識に関する調査を実施した。
同調査で、『平日、夕飯を調理するのにかかる時間』を聞いたところ、女性は「30分から40分」、「50分以上かける」という回答がもっとも多かった(それぞれ29%)。これに対し、男性はやや少なめの「20分から30分」という回答が最多(28%)となり、「50分以上かける」という回答は1割(10%)にとどまった。
続いて、『夕飯の理想の品数』に関する質問では、男女間の意識に差が出た。女性の約半数は、平日でも夕飯のおかずは4品以上あることを理想としているのに対して、男性の半数以上は3品で充分と考えている結果となった。
また、女性は忙しい生活の中でも「夕飯はしっかり時間をかけて、品数は充実したい」と考えているのに対し、男性は女性ほどにはこだわっていないなど、男女間での意識にギャップがあることがわかった。
このほか、『自由に使える時間ができた場合に、その時間をどう使いたいか』を尋ねた。男性は「夫婦の会話を充実させる」という回答がもっとも多かったのに対し、女性は美容や健康などの「自分磨き」という回答がもっとも多かった。夫婦間のコミュニケーションよりも、自らを磨くことの方に関心が高いという実態があり、ここでも男女間の意識に差があった。
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