去る12月20日から22日の3日間、東京駅にて、食フェア『福島美味ストリート』が実施された。
同イベントは、東京駅お祭りストリート実行委員会(福島県、福島県商工会連合会、東日本旅客鉄道、鉄道会館、ジェイアール東日本企画)が主催となり、福島県の特産品などをアピールするために行われたもの。
物産品の販売コーナーでは、「東京駅限定 福島美味ギフトセット」をはじめとする、福島県ならではの、さまざまな特産品が集められていた。
販売コーナーで目を引いたのは、被災地に再び「福」と「幸」が訪れることを願って名づけられた『福幸米』や、小麦粉の代わりに福島県産の米粉を使用しているレトルトパック商品『華カレー』。
また、福島県に自生していた「山ブドウ」と、フランス・ボルドー地方の赤ワイン用ぶどう品種「メルロー」の交配種である苗木を、福島県から山梨県に疎開させてつくったというワイン『レ・ジュー・デ・ラパン』などがあった。
そのほか、特設ステージでは、福島県のゆるキャラ(八重たん、キビタン)によるクイズや紙芝居のほか、いわき市のフラガールによるショーなども開催。
会場となったJR東京地下1階グランスタのスペースに訪れた人たちは、福島県産の食品を試食したり、出展企業のスタッフから商品の説明を聞いたりと、福島県の特産品に興味を示していた。
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