2月24日、都内にて、『ワタミの宅食 メディア試食会』が実施された。
同イベントは、外食事業を展開しているワタミの子会社・ワタミタクショクが提供しているお弁当宅配サービス「ワタミの宅食」と、同サービスの新商品をアピールするために行われたもの。
「ワタミの宅食」とは、管理栄養士の監修による、栄養バランスが摂れた500種類以上の豊富な献立を、1週間単位で注文できるお弁当宅配事業。
おもな利用者は、食事の調理が困難な共働きの夫婦や単身赴任者、ひとり暮らしの高齢者など。専任のスタッフが、毎日決まった時間にチルド(冷蔵)のお弁当を手渡しで届けてくれるところも特徴で、お弁当箱は後日返却する形式になっている。
今回の試食会で発表されたのは、“カロリーや塩分をもう少し控えたい”というサービス利用者の声を反映した、低カロリーな和食中心のお弁当『まごころばこ』だった。
お弁当の中身は、3種類のお惣菜(食材は10品目以上)とご飯(白米)。塩分相当量は2.0g以下で、お弁当1個あたりの基準カロリーを400kcalに抑えているという。
会場で展示されていた『まごころばこ』は5種類あり、このうちのひとつには、焼き魚やきんぴらごぼう、野菜の煮物などのお惣菜が入っていた。
このほか、既存商品のお弁当として、『まごころ御前』(お惣菜4品・ごはん付き/500kcal)、『まごころおかず』(お惣菜6品・ごはんなし/400kcal)、『まごころ万菜』(お惣菜8品・ごはんなし/500kcal)の紹介もあり、このうち「まごころ御前」が試食用としてふるまわれた。
試食用のお弁当に入っていたお惣菜は、サワラの西京焼き、南瓜とさつま芋のそぼろあんかけ、切り干し大根の煮物、きゅうりのドレッシング和えの4品。どのおかずもさっぱりとした味付けで柔らかく、食べやすかった。
なお、新商品として紹介された「まごころばこ」は、4月14日から全国での宅配を開始する予定とのこと(北海道および東北の一部、沖縄県では取扱いなし)。価格は、ひとり用で2,370円(5日間分/1食あたり474円/宅配料込)となっている。
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