広告

私大受験から入学までの費用、9割が負担重い…自宅外は210万円

受験から入学までの費用(住居別)
2014年4月8日(火) 16時00分 提供元: リセマム
受験から入学までの費用(住居別)
受験から入学までの費用(住居別)
自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」
自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」
「6月以降の仕送り額」の推移
「6月以降の仕送り額」の推移
「奨学金の希望」と「希望者の申請状況」の推移(全体/住居別)
「奨学金の希望」と「希望者の申請状況」の推移(全体/住居別)
奨学金希望者の申請状況 「申請した」の推移(税込年収別)
奨学金希望者の申請状況 「申請した」の推移(税込年収別)
「受験から入学までの費用」の「負担感」の推移(全体平均)
「受験から入学までの費用」の「負担感」の推移(全体平均)
「借入れあり」と「借入額」の推移(全体/住居別)
「借入れあり」と「借入額」の推移(全体/住居別)

 東京地区私立大学教職員組合連合は4月4日、2013年度の「私立大学新入生の家計負担調査」を発表した。「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者210万5,226円、自宅通学者153万726円。9割を超える家庭が費用の負担を「重い」と感じており、仕送り額は減少した。

 調査は、首都圏の私立大学に入学した新入生の家計負担の状況を明らかにするため、1983年度から継続。首都圏1都5県にある私立15大学・短大の新入生の家庭(保護者・父母)を対象に5~7月にかけて実施し、5,048件の回答を得た。

 「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者が210万5,226円(前年度比956円減)、自宅通学者が153万726円(前年度比 8,244円増)。「受験から入学までの費用」のうち、「初年度納付金」は131万2,526円(前年度比3,356円減)で、自宅外通学者の62.3%、自宅通学者の85.7%を占めた。費目別では、前年度より「受験費用」「生活用品費」が増額し、「家賃」「敷金・礼金」が減額した。

 自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」は293万8,226円(前年度比7,456円減)。費目別では、受験費用が23万9,400円で、前年度より8,700円増額したほかは、「仕送り額(4~12月)」(83万3,000円)、「住居費」(55万3,300円)、「初年度納付金」(131万2,522円)のいずれも前年度より減額となった。

 仕送り額の月平均は、新生活や教材の準備で費用がかさむ「5月」が10万5,000円(前年度比1,500円減)、出費が落ち着く「6月以降」が8万9,000円(前年度比500円減)。父母や学生の裁量で出費を抑えることができるとされる「仕送り額」は、近年減少傾向が続いており、「6月以降」では過去最低額を記録。ピークとなった1994年の12万4,900円と比較すると、3万5,900円、28.7%の減少幅となっている。

 世帯の税込年収は、全体平均が901万9,000円(前年度比3.1%増)。税込年収に占める「入学の年にかかる費用」の割合は、自宅外通学者で32.6%となった。

 新入生のうち、日本学生支援機構を含む奨学金を「希望する」とした者は61.1%。このうち、奨学金を「申請した」のは65.4%。住居別では、自宅外通学者の割合が高く、年収が低いほど申請者が増える傾向にあった。私立大学の授業料に対する国からの「直接助成制度」(返済不要な助成金を国が家庭に直接交付する補助制度)は、現在存在しないが、「必要とする」との回答は87.6%に上った。

 受験から入学までの費用の負担感については、9割を超える家庭が「重い」と回答。入学費用を借り入れした家庭(17%)では、「重い」と感じる割合が99.3%に達した。借入額の全体平均は、168万6,000円で、前年度より5万6,000円の増額。住居別では、自宅外通学者の方が、借り入れした家庭の割合、借入額、負担感のいずれも高い傾向にあった。

《奥山直美@リセマム》
広告

関連記事

広告
広告
広告
広告
広告