女子高生の6割が、結婚・出産しても働き続けたいと考えていることが明らかに…リクルート進学総研調べ

将来結婚・出産しても働き続けたい
リクルートマーケティングパートナーズが運営する、高等教育機関、高校生、進路選択に関する各種調査や社外に向けての情報発信を行う、リクルート進学総研は、高校生の社会観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する調査「高校生価値意識調査」を実施した。

将来、結婚・出産しても働き続けたいと考える女子高生は約6割(59.9%)で、専業主婦志向の27.3%の2倍以上となった。働き続けたい理由を聞いたところ、「仕事へのやりがい」が54.3%で1位だった。以下「経済的に自立しておきたい」50.6%、「夫婦どちらかの収入では生活が難しい」44.8%となっている。また、結婚相手に、家事や育児ができることを求める女子高生も、約6割の59.6%だった。

一方、結婚相手に働き続けてほしい男子高生は29.1%と、女子の60%を下回っている。働き続けてほしい理由1位は「夫婦どちらかの収入では生活が難しそう」(56.9%)と、“経済的理由”だった。2位は「仕事にやりがいを感じられそう」(34.4%)で、男子は経済的な不安が高いようだ。

高校生の4人に3人(75.3%)が「結婚したい」と思っているが、実際に「結婚できる」と考えている高校生は3人に1人(33.2%)にとどまっている。なお、「子どもをもちたい」と考えているのは64.8%だった。
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