あなたが「ビール系飲料」を買う理由は何ですか? …ソフトブレーン・フィールド調べ

レシート枚数ランキング
ソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業である『Point of Buy(R)購買理由データ』から9月の「ビール系飲料」の購入理由を分析し、結果を公開した。分析対象期間は9月1日~9月21日の3週間で、1,673レシートデータをもとに分析している。

期間中におけるビール系飲料のレシート枚数1位は「アサヒ スーパドライ」で132枚、2位は「サントリー 金麦」で117枚、3位は「キリン のどごし生」で115枚、4位は「アサヒ クリアアサヒ」で84枚、5位は「キリン 一番搾り」で69枚だった。

同調査では、各商品の購入理由について約40項目から当てはまる選択肢を複数回答で選ぶ形式になっているが、期間中のビール系飲料カテゴリの購入理由を見ると、「いつも買っているから」が1位で46.3%、2位以下は「家族が気に入っている」(20.9%)、「飲みやすいから」(20.3%)、「試し買いしてみたくなった」(20.3%)、「価格が他の商品に比べてお手頃だった」(14.9%)という結果になった。

レシート枚数ランキングの上位5ブランドの購入理由でも、「いつも買っている」との理由が男女ともトップだった。更に、その比率は60.9%~72.0%といずれもビール系飲料全体の46.3%を大きく上回っており、上位ブランドはロイヤルユーザーが多いことがわかった。また、上位ブランドにおける女性の購入理由を見ると5ブランド中4ブランドで「家族が気に入っている」が2位にランクインしており、代理購入している様子が見られた。

レシート枚数ランキングの上位ブランドにはロイヤルユーザーの多いビール系飲料カテゴリだが、全体の購入理由を見ると、「試し買いしてみたかった」との選択肢が4位に入っており、今回購入した商品を初めて買った“トライアルユーザー”にセグメントして分析を行った。期間中の対象レシート枚数は355枚で、そのうち最も枚数が多かったのは「アサヒ スーパーゼロ」で48枚だった。次いで「サントリー おいしいZERO」が39枚、「キリン 淡麗プラチナダブル」が31枚、「サッポロ 極ZERO」が24枚、「アサヒ 深煎りの秋」で19枚と続いている。これら上位3商品は、「プリン体ゼロ」「糖質ゼロ」が特徴で、いずれも9月に発売された新商品である。
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