プラネットは、消費財にまつわるトピックス『Fromプラネット』の第2弾として、スポーツドリンクと熱中症対策飲料に関する意識調査の結果を公開した。
10代から70代以上の男女に、「どのくらいの頻度で運動をしていますか」と聞いたところ、「週1回以上運動をしている」人は32.0%、「ほぼ毎日運動をしている」人は7.3%という結果になった。
性年代別でスポーツの頻度を見てみると、20代以下の男性と30代から50代の女性は、半数以上が「運動は全くしない」と回答。その一方、60代は男女ともに「週1回以上運動している」人が約40%、70代以上は男女とも「週1回以上運動している」人が約50%と活動的だということがわかった。
「スポーツをするとき、どんな飲み物を飲みますか?」と聞いたところ、水が56.2%で1位だったが、それに次いで、スポーツドリンクも50.6%と高スコアとなっている。男女別の結果を見ると、男性ではスポーツドリンクが54.5%で、僅差で水に次ぐ2位でしたが、女性では42.7%で、お茶・茶系飲料の51.9%に次ぐ3位にとどまった。また、「スポーツドリンクや熱中症対策飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか」と聞いたところ、「ほぼ毎日飲む」と回答した人が11.9%という結果に。特に、アクティブ世代の70代以上の男性にいたっては「毎日飲む」人が25.8%と、4人に1人が毎日スポーツドリンクを飲んでいることがわかった。
月に1回以上、スポーツドリンク・熱中症対策飲料を飲む人(3,324人)が、好きな銘柄を1位から順に3つまで選んだ結果を集計したところ、1位は大塚製薬の「ポカリスエット」、2位は日本コカ・コーラの「アクエリアス」、3位は「アクエリアス ゼロ」、4位にキリンビバレッジ「世界のkitchenから」シリーズの「ソルティライチ」とサントリー食品インターナショナルの「グリーンDA・KA・RA」が同率でランクインしている。そのほか、塩分を含むドリンクとして、サントリー食品インターナショナル「塩のはちみつレモン」「DAKARA 塩と果実」、えひめ飲料「POM 塩と夏みかん」という回答も見られた。
スポーツドリンクを選ぶ時、何を重視しているのか聞いたところ、最も多かったのは、「身体への浸透・吸収の良さ」で48.4%だった。 次いで、「おいしさ・味」が37.8%、「価格」が36.6%となっている。ほかにも、「ナトリウム・カリウム・マグネシウム等、ミネラルの含有量」を気にする人が27.7%、「ビタミン含有量」を重視している人が12.3%など、成分も選定基準にしているという傾向が見られた。
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