ドゥ・ハウスは、首都圏在住の20歳以上の男女に「冷蔵庫」に関するWEBアンケートを実施し、1,308人から回答を得た。
現在の家庭の冷蔵庫の容量を見てみると、全体では「400L以上~500L未満(34.3%)」が最も多く、単身世帯を除く3属性において、約4割を占める結果となっている。ドア数では、4~5ドア程度と考えられる。
次回購入したい容量も、全体では、「400L以上~500L未満」が33.5%と最も高い割合を占めているが、現在の容量別にみると「600L未満」の各容量において、約3割がワンランク上の容量(+100L)を希望していた。
冷蔵庫の中身の詰め具合を見ると、全体では「7~8割程度(41.5%)」だが、冷蔵庫の大きさ別にみると、容量が大きくなるにつれて「ほとんど満杯に近い」の割合が高くなっており、「600L以上」の容量では約2割を占める結果となっている。属性別では、シニアのみ世帯において「ほとんど満杯に近い(17.9%)」「7~8割程度(49.4%)」と最も高くなっており、世帯規模に比べて、冷蔵庫内に保存している食材の量が多いようだ。
現在所有している冷蔵庫の、購入時の重視点では「冷蔵庫の容量(68.5%)」「全体的なサイズ(56.7%)」「冷凍庫の容量(55.8%)」が上位だったが、次回購入時に重視したいポイントは「省エネであること」が61.8%と、大きくポイントを伸ばしている。そのほか、「温度設定の切り替え(12.6%→20.8%)」や「ノンフロンタイプであること(15.0%→23.9%)」などがポイントを伸ばしており、現在の冷蔵庫購入時期は10年以上前が約半数を占めることから、環境問題への関心の高まりや、電気代の値上がりが影響しているのではないかと考えられる。また、「冷凍庫の容量(55.8%→63.1%)」や「食品の鮮度を保つ機能(16.1%→33.1%)」など、食品をより長く保管しておきたいという意向も見られ、特に夫婦ふたり世帯で重視する割合が高くなっている。
目次