去る2月14日と15日の2日間、東京都・勝どきにて『太陽のマルシェ』が開催された。
同イベントは、「食べる・買う・学ぶ・体験」をコンセプトにした都市型マルシェ。勝どきを含む東京湾岸エリアの活性化を目的のひとつとして、2013年9月から定期的に実施されている。
開催場所となっている、月島第二児童公園には、約100店舗の出店者が集まり、野菜や果物、飲み物、スイーツのほか、雑貨やコスメなども販売。さらに、季節に合わせたイベントやワークショップも行われ、これまでの累計来場者数は27万人を超えているという。
また、太陽のマルシェには、開催月ごとに“スペシャルテーマ”があるところも特徴。今回は「発酵食品」をテーマに、無添加の玄米甘酒や玄米味噌、醤油、大豆や豆乳を使用したパンなどが出品されていた。
このうち、特に気になったのは、せたがや縁側カフェの「楽らく玄米」。玄米と米ごうじのみで作られたノンアルコールの玄米甘酒で、まろやかな甘味があるのに、砂糖不使用とのこと。米こうじを使っているため、天然のアミノ酸、GABA、ビタミンB1、ビタミンEなど、さまざまな栄養を摂ることができる。そのまま飲むのもよいが(ホットとアイス、どちらもOK)、水や牛乳、豆乳で割っても美味しく、好みの味を見つける楽しみもある。お酒として飲みたいときは、焼酎で割るとマッコリ風の味わいになるのだとか。
このほか、お米や雑穀をベースに植物性乳酸菌で発酵させた、シュガーフリーの清涼飲料水「麹ぐると」があったり、和食の出汁に欠かせない「かつお節」が発酵食品として販売されていたのも印象的だった。
なお、次回の太陽のマルシェは、3月14日と15日に開催予定で、両日ともに開催時間は、10時~16時まで。スペシャルテーマは「朝食 ~シリアル~」が決定しており、出店者・店舗の情報は、後日公式サイトに掲載される。
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