コピーではない日本スタイルのコーヒーを追求する--表参道コーヒー・國友栄一1/3【INTERVIEW】

「表参道コーヒー」の國友栄一氏。
2015年3月30日(月) 15時00分 提供元: Fashion Headline
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「表参道コーヒー」の國友栄一氏。
「表参道コーヒー」の國友栄一氏。
「表参道コーヒー」の國友栄一氏。
「表参道コーヒー」の國友栄一氏。

ブルーボトルコーヒーの上陸を筆頭にコーヒーカルチャーが話題を集める中、日本らしいスタイルを打ち出し、高い評価を得ている人気のコーヒーショップがある。一軒家の古民家を改築して営む「表参道コーヒー(OMOTESANDO KOFFEE)」だ。

ロケーションは表参道の住宅街に差し掛かった裏通りにも関わらず、通りにまで人が溢れるほど。この人気店の仕掛け人は、バリスタの國友栄一氏。もともとはイタリアン・レストランのサービスマンとして活躍、その後バール文化とエスプレッソの奥深さに開眼。2001年に大阪でコーヒーのキャリアをスタートし、2003年にイタリアン・バールをオープンさせた。

「当時はスターバックスが出来はじめた頃で、“バールの活気を日常的に”というコンセプトでオープンしました。今でこそスタンディングは認知されていますが、当時の大阪ではまだまだ受け入れられなかったですね。本場イタリアの味とスタイル、メニュー構成に店づくりなど忠実に再現しましたが、わかる人にはわかっても、大半のお客様にとっては少々堅苦しかったのかもしれません」

そこで方向性を見直し、日本の文化やスタイルに合わせたバールづくりをスタートさせた國友氏。「これまでコーヒーはヨーロッパやアメリカ西海岸のコピーばかり、特にエスプレッソのカルチャーはそうでしたね。海外のバリスタに日本のスタイルは?と聞かれた時に、どう答えていいかわからない。もうそろそろ日本人だからこそできる表現方法を作っていかなければと思ったのがきっかけです」

東京に進出してから立ち上げに携わったのが、「パンとエスプレッソと」。利用頻度が高いコーヒーとパンをそのままストレートに打ち出したお店だ。「何の店かもすぐにわかってもらえるし、特化したこだわりのある店とも理解してもらえる。わざわざイタリア語の名前を付ける必要はないかと。僕としてはパン屋に併設しているコーヒー店でも、コーヒー店の一角にあるパン屋でもなく、フィフティーフィフティーのイメージ。どちらも自立した存在を目指しました」

2/3--「茶道のような“引き算の美学”が日本のコーヒーのあるべき姿」に続く。

《粂真美子》

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