マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女を対象に、「消費動向に関する調査」を実施した。
生活実態の推移として、『所得』項目の、「食費」「給与所得」では、2009年の調査開始以来の増加傾向が見られ、「食費」は初めてプラスへと転じた。
金融商品購入への興味・関心は、「非常に興味・関心がある」が9.8%、「やや興味・関心がある」が24.1%と、興味・関心が「ある」と回答した割合は全体で3割を超えた。性年代別では、興味・関心が「ある」と回答した人は、女性より男性が多く、特に男性20代は51.1%と半数を超えた。
今後1年間の景気の見通しは、「良くなると思う」という回答は13.3%で、前回(2014年10月)に調査をしたときよりも5.5%アップとなっている。また、「悪くなると思う」という回答は、前回は44.0%だったが、今回が25.8%と、18.2%減少している。景況感としては、現状維持、若しくは景気向上するという考えが増えてきていることがうかがえる結果となった。
目次