「夏越ごはん」ってどんなもの? 米穀機構が新しい行事食としてアピール

米穀機構が新しい行事食として提唱する「夏越ごはん」
6月24日、東京・港区の赤坂氷川神社にて『親子茅の輪作り&新・行事食「夏越ごはん」記者説明会』が実施された。

同説明会は、新しい行事食「夏越ごはん」をアピールするために行われたもの。

夏越(なごし)ごはんとは、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が、今年から新たに提唱する食事で、あわや豆が入った雑穀ごはんの上に、旬の夏野菜を使ったかき揚げをのせた、どんぶりスタイルの料理。

今回の説明会には、米穀機構の木村良理事長や同機構の森嶋道子氏などが出席した。

木村理事長は、一年の前半の最終日にあたる6月30日に、日本各地の神社で行われている「夏越の大祓(なごしのおおはらへ)」の神事に合わせ、邪気や災厄を祓い、一年の後半をスタートするときに食べる行事食として、夏越ごはんを提唱していくことを発表。森嶋氏は、夏越ごはんに関する説明として、「体の疲れをとる。病気にかかりにくくする。血の流れを良くしたりする栄養素が入っています」と紹介していた。

このほか、会場となった赤坂氷川神社で、6月30日に行われる夏越の大祓で使用される「茅の輪(かやのちのわ)」を作る時間が設けられており、親子9組19名が茅の輪作りに参加した。

なお、「夏越ごはん」は、都内の神社34社の協力のもと、赤坂氷川神社周辺の飲食店10店舗や、株式会社ラムラが展開する「土風炉」「鳥元」など、首都圏の計65店舗にて、6月15日~30日までの期間限定で販売される。
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