7月1日から、東京ビッグサイトで開催がスタートした『第28回 インターフェックス ジャパン(医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術展)/第9回 in-PHARMA JAPAN(医薬品原料 国際展)』では、“クリーンウェア”が多数展示されている。
クリーンウェア(クリーンスーツ)とは、製薬会社の無菌室や食品工場の作業場などで着用する衣服のこと。医薬・化粧品の研究開発者や、給食施設などで食品を扱うスタッフが、菌やチリ、ホコリなどを出さないように身につける重要なウェアのため、作業服メーカーや衣料メーカーなどが高性能なクリーンウェアの研究開発に取り組んでいる。
今回の展示会でクリーンウェアを展示していた企業のうち、特に気になったのは、スポーツウェアメーカーとして知られている株式会社ゴールドウインのブース。
同社は、スポーツ関連用品だけでなく、1986年からハイテックウェア(防塵服)の開発も行っており、スポーツウェアの開発で培った衣服設計と縫製技術をベースに、医薬品製造現場の多様なニーズに対応できるアイテムを展開している。
ブース内には、股下にファスナーが付いたワンピースタイプのクリーンウェアや、肌に密着する新素材を採用したフィットインナー、手首部にストレッチ素材を使ったアームカバーなどを展示。また、専門スタッフに各種アイテムの特長や詳細を聞くこともできた。
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