夢を目指して…十文字学園女子大新学科第一期生が語る女子大の良さと学び

健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
2015年7月20日(月) 19時00分 提供元: リセマム
健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
健康栄養学科1年松本さん
健康栄養学科1年松本さん
健康栄養学科1年松本さん
健康栄養学科1年松本さん
文芸文化学科1年小川さん
文芸文化学科1年小川さん
文芸文化学科1年小川さん
文芸文化学科1年小川さん
小川さんの勉強の跡。丁寧に情報を精査している。
小川さんの勉強の跡。丁寧に情報を精査している。
学園内には、学生ホールや多目的スペース「プラスちゃんルーム」が充実している
学園内には、学生ホールや多目的スペース「プラスちゃんルーム」が充実している

 十文字学園女子大学は、2015年4月より人間生活学部に「文芸文化学科」と「健康栄養学科」を新設した。この2学科を含め、人間生活学部は学生へ全9学科の学びの場を提供している。

 言葉を通じて考えるセンスを磨く「文芸文化学科」と、運動学と栄養学の両面に精通する新しいタイプの栄養士を目指す「健康栄養学科」の第一期生である小川さんと松本さんに、学園生活や学び、将来の夢などを聞いた。

◆幼少時に憧れた舞台女優を目指し入学

--ご自身についてと、入学のきっかけを教えてください。

小川さん:文芸文化学科1年の小川です。子どもの頃からミュージカルやお芝居が好きで、劇団四季さんの「桃次郎の冒険」を鑑賞したことがきっかけで自分も舞台で活躍したいと思うようになり、現在の学科を志望しました。

 学科のことを知ったきっかけは、短大OGの母に教えてもらったことです。オープンキャンパスや説明会には参加できませんでしたが、母の情報を頼りに学校へ直接連絡し、学園内を見学し、入学を決めました。

◆現役アナウンサーを招いた実践的な授業も開講

--文芸文化学科にはどのような授業がありますか。

小川さん:芸術や芸能について幅広く学べるカリキュラムが用意されています。たとえば、日本の歴史を通して国内や外国の文化の違いを読み解く「日本と異文化」という授業や、逆境にめげず活躍してきた女性にスポットライトを当てる「女性と文化」という授業です。

 私のお気に入りの授業は、元NHKアナウンサーである好本惠先生による「音声表現」です。これは正確な言葉で相手に気持ちを伝える、という授業で、舞台に立ち人前で演じることを目標にしている私にとって、役に立つ知識が得られる良い機会になっています。

◆興味のある分野で互いに磨き合う学生たち

--学科の先生方と学生の皆さんの雰囲気を教えてください。

小川さん:親身になって質問や相談に応えてくれる先生が多いです。さまざまな分野の専門家がいらっしゃいますし、社会で活躍している方を招いての授業もあるので、みんな活発に授業に参加していますね。

 また、文芸文化学科は全体で41人と、まるで高校のクラスのようなのでみんな仲が良く、ノートを見せ合い自学自習したり、趣味の話で盛り上がったりと和やかです。学科生はみんなそれぞれに絵画やアニメ、伝統芸能や映画など興味を持つ分野が異なっていて、いわゆる「オタク」女子が多いので、会話をしていると思いもよらない知識を得られることがあります。

 必ずしも将来の夢が明確である子ばかりではありませんが、そういった子でも学生同士の会話や交流がきっかけで新しい自分の一面に気づいたり、なりたい職業を見つけている場合が多いですね。私自身、学科のみんなと関わることで、ひとりではできなかったことを体験したり、知り得なかった知識を吸収したりすることができるようになりました。

◆希望進路に合わせ2コースを選択、幅広い学びの場を提供

--3年次から「芸術文化コース」と「日本語・日本文学コース」を選択しますが、小川さんはどちらのコースを選択されますか。

小川さん:やはり、舞台で活躍する夢がありますので、「芸術文化コース」を選択する予定です。でも、文学への興味もあるので、現在はコース選択のためではなく、図書館司書や学芸員の資格が取れる授業も受講しています。まわりも、国語の教員免許を取ろうとしてカリキュラムを組んでいる子や、書籍の編集者を目指して勉強をしている子がいるなど、みんなそれぞれです。

◆委員会活動で他学科の友人とも交流可能

--夢の実現に向け、学業外で努力していることはありますか。

小川さん:舞台に立つ、つまり人前に出るということから、なるべく大勢の人の前に出る機会を増やすようにしています。具体的には、ダンス部に所属して表現力を養ったり、スタッフとしてオープンキャンパスを手伝い、受験生に自分の言葉で学園生活の魅力を伝えるようにしています。第一期生だからこそ伝えられる学科の魅力や、私たち自身が学園生活を楽しんでいるということを伝えられたら、と思っています。

--小川さんは、代表委員会の活動に積極的に関わっているそうですね。

小川さん:2、3年生の先輩ほどではありませんが、現在は学園生向けの広報制作物を作る予定があり、どのような企画やデザイン、書き方だったら学生が興味をもってくれるかを考える仕事に携わっています。代表委員のメンバーは、必要に応じて会議の議事録を録りますが、私もその際は情報を正しく、わかりやすく伝えるように意識しています。授業以外の活動でも、聞く力と伝える力の両方を鍛えられている気がしています。

◆女性同士で育む協力性と好奇心でより深い学び・体験を

--これから大学受験を控える後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

小川さん:女子大は「怖い」「派閥が生まれるのでは」などの不安もあると思います。実際、私も学園を見学するまではそうでした(笑)。でも、男性の手を借りない分、自分たちで協力する力が育まれますし、団結力が高まる点は女子大ならではの良さだと思いますね。

 受験生のみなさんには、学生同士コミュニケーションや先生方との勉強のなかでいろいろな関心事をもてる生活が送れるようになってほしいですし、私もそうなりたいと思っています。

--ありがとうございました。

 「文芸文化学科」の特徴のひとつが、「正確で美しい言葉を身につける」ことで、社会で「伝える力」を生かし、しなやかな感性と豊かな表現・創作力で「読み解く力」を身に着けた女性を育成する、ということ。「舞台で活躍したい」と笑顔を見せる小川さんの「伝える力」や読解力は、授業で配布されたプリントのメモやノートによく現れていた。

 次ページでは、健康栄養学科1年の松本さんの学園生活を紹介する。

◆運動学にも精通した「新しい」栄養士を目指して

--ご自身についてと、入学のきっかけを教えてください。

松本さん:健康栄養学科1年の松本です。入学を決めたのは高校3年生の夏で、学園のことは進路相談をした当時の先生から教えてもらいました。

 栄養学に興味を持つようになったのは、運動部で部長を努めていた高校時代のことです。体調を崩す部員に何かできないかと考えるなかで、栄養の面からサポートしたいと思うようになり、栄養士を志し始めました。中学生時代に病院で食事を提供する職場体験学習をしたことも、栄養について興味を持つきっかけになっています。

 具体的な進路を考え始めたのは、高校3年生の5月頃です。その頃からオープンキャンパスに行き始め、情報を集めました。栄養士になるためならほかにも大学はありますが、自分が大好きなスポーツについても学びながら栄養士を目指せる点が入学の決め手となりました。健康栄養学科は4年制のため、入学当初は「長いな」と思いましたが、栄養学と運動学を両方学ぶ時間が長くとれるため、今では良い選択だったと思っています。

◆実践と座学、身になるカリキュラム

--健康栄養学科ではどのような授業が人気ですか。

松本さん:食品の性質や調理器具の特徴、調理の際に気をつけるポイントなどを学ぶ「調理学」が人気です。週に1度、調理実習があるので、座学で学んだことを実際に調理の場で生かせます。私自身、実習で学んだ手作りホワイトソースのグラタンを家族に振る舞い、喜んでもらったことがあります。2・3年生になれば、給食メニューや病院食についても触れられるようになり、実践的な講座内容が組まれています。

 私のお気に入りの授業は、情報の授業ですね。とにかく、先生が面白いです。1年生は情報処理演習の授業が必須で、パソコンを利用して文書を作成したり、パワーポイントでプレゼンテーションの練習をしたりしています。

 中学・高校の保健体育の先生を目指す授業もあります。私のように栄養士を目指す子が多いですが、友人には学校の栄養教諭を目指して勉強に励んでいる子もいます。また、栄養士は学校や病院、福祉施設、企業の食堂などと活躍できる場が広いので、どのような分野で栄養士になっても良いよう、さまざまな授業が用意されている印象です。

◆親身な教授陣と整った学習サポート環境

--健康栄養学科の授業の雰囲気を教えてください。

松本さん:どの学科も魅力的な先生方で、授業後でも先生を囲んで話をしたり、質問を行うなど先生と生徒の関係性が良い授業が多いです。一見すると怖そうな先生もいますが、質問をするとやさしく丁寧に応えてくれる先生方ですね。学習支援が受けられる「リメディアル教育センター」を活用している友人も多いです。

 学科の学生数は全体で118名ですが、授業には少人数のグループワークで取り組むことが多く、毎週違う人と交流する機会が設けられるのでたくさんの友達ができます。女子同士だと、「みんなで頑張ろう」という気持ちになれることも女子大の授業ならではの特徴だと思います。

◆実社会で活躍する栄養士を目指したボランティア活動

--学業外で行っている活動はありますか。

松本さん:週に2、3日程度のバイトや、インカレのダンス部に所属しています。そのほか、学科の先生が紹介してくれたボランティア活動にも参加しています。最近では、新座市の小学校で行われる新体力テストにボランティアスタッフとして参加しました。また、先生が紹介してくれるボランティア活動のほか、ボランティア活動に一定時間携わると、それを1単位として認定してもらえる単位認定制度もあります。

--将来の夢や目標について、また、夢の実現のために努力していることがありましたら教えてください。

松本さん:スポーツ分野に関わる栄養士になりたいと思っていますが、小学校など教育の場で活躍することにも興味があり、栄養学と運動学の授業はもちろん、保健体育の先生になるための教職科目も選択しています。そのほか、小学生との関わるボランティア活動に積極的にも携わるようにしています。

 先日は、学童保育に関わり子どもの居場所づくりを支援する活動に参加しました。この夏にも、小学校へ行き子どもの遊びに関わり、先生としての経験を積もうと思っています。

◆夢に向かい、日々の学びを大切に友人と助け合う

--十文字学園はもちろん、これから大学受験を控えている理系女子に向けてアドバイスはありますか。

松本さん:私は数学が苦手でしたが、入学して改めて数学と化学は大事だな、と思っています。健康栄養学科は専門性の高い授業ばかりで、高校で学んだ知識が重要な場合が多くあります。だからこそ、入試のためだけではなく、将来に向かって学べると良いと思いますし、私自身も、つまずきながらも友人同士で助け合いながら勉強を進めています。

--ありがとうございました。

 運動や教育の専門知識や技能をもち、ボランティア活動などの学外活動で経験を積んだ新しいタイプの栄養士を目指すことができる「健康栄養学科」。実社会での体験を促す先生方のサポートや、学生の学習支援や学習相談を行う「リメディアル教育センター」の利活用など、学生が社会に飛び立つ支援が充実しているようすだ。

 十文字学園女子大学では、「文芸文化学科」と「健康栄養学科」はもちろん、人間生活学部では定期的に「幼児教育学科」「児童教育学科」「人間発達心理学科」「人間福祉学科」「食物栄養学科」「生活情報学科」「メディアコミュニケーション学科」のオープンキャンパスを開催している。夏休みを利用して参加しやすいよう、夏期は今後7月19日(日)、26日(日)、8月23日(日)に開催予定。オープンキャンパス情報や学科カリキュラム、特徴は同学園Webサイトで確認できる。

《佐藤亜希@リセマム》

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