ニュートリーは、ソーシャルサービスと共同で、ソーシャルサービスが運営するシニアを中心とした会員組織で、シニア世代の栄養摂取に関する意識・動向調査を実施した。
日常の食生活で「栄養バランスを効率よく摂取」しているシニアは約80%で、きっかけは「健康診断で体の問題があった」や「病気になった」が多く、次に「食生活の乱れを自覚した」ときや「体調不良を感じた」ときも要因に挙がっている。また、日常的に栄養摂取に関する情報源として、参考にしているものは「テレビ番組(51%)」や「知人友人の口コミ(31%)」だった。しかし、栄養摂取に関する情報源の中で最も信頼できるものは何かという問いでは、「医療機関などでの栄養指導(28%)」が最も多かった。
「日常の食生活に効率の良い栄養摂取を取り入れていますか?」と聞いたところ、調査対象全体で「取り入れている」と答えたのが72%となり、「取り入れていない」が27%だった。
「効率の良い栄養摂取を取り入れるようになったきっかけ」を聞いたところ、「健康診断で問題があったから(21%)」「病気をしたから(15%)」「健康診断の結果で医師から指導されたから(10%)」という結果となり、医療機関への受診で、体の不調が発覚したことが「効率の良い栄養摂取を取り入れる」大きな要因であることがわかった。また「食生活が乱れていると感じたから(15%)」、「なんとなく体調が悪いから(12%)」も要因の上位となり、医療機関への受診をしないまでも、体の不調を自覚した場合に、栄養摂取の改善を実行することがわかった。
「栄養摂取について、どのような情報源を参考にしているか?」と聞いたところ、「テレビ番組(51%)」「友人知人からの口コミ(31%)」「医療機関等の栄養指導(28%)」という結果となった一方、「栄養摂取についての情報源の中でも、最も信頼できる情報源は何ですか?」と聞いたところ、「医療機関などの栄養指導(28%)」「テレビ番組(25%)」「友人知人からの口コミ(8%)」の順となり、シニア世代は医療機関からの情報を最も信頼し、参考としてテレビ番組から情報を獲得していることがわかった。
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