8月12日、都内にて『はっきよいKITTE 土俵開き』が実施された。
同イベントは、相撲の魅力を気軽に体感できる「はっきよいKITTE」の開幕をアピールするために行われたもの。
はっきよいKITTEは、“Feel JAPAN”をコンセプトとする、JPタワー商業施設「KITTE」で、相撲の文化を全身で楽しめる期間限定の催し。
会場内(アトリウム中央)には、本物の土俵を特設。イベント開催期間中は、鳴戸親方(元大関・琴欧洲)や現役力士たちが、子どもたちと一緒に稽古を行う「ちびっこ相撲KITTE場所」や、力士が裏話を語る「どすこいトークショー」のほか、土俵での取組や髪結いなどを力士たちが披露する「大相撲KITTE場所」などが予定されていたり、大相撲に関するトリビアやデータを体感できる「大すもう展」を無料で観覧できる。
今回のイベントには、鳴戸親方と、タレントでモデルの筧美和子が出席。
鳴戸親方は、15年ぶりとなる東京都内での巡業(相撲のPRイベント)について、「相撲の世界に入って13年になるが、こういう巡業は初めて」と言い、東京駅の目の前にある商業施設の中に土俵があることで、都内はもちろん、各地から東京に訪れた人たちに、相撲の魅力をアピールできることを喜んでいた。
また鳴戸親方は「巡業は、お相撲さんが近くを通るから、握手や写真を撮ることができるし、相撲甚句など、本場所で見られないものがいっぱいある。巡業は楽しい!」と話す場面もあった。
一方、最近相撲を見るようになったという筧は、力士になりきることができる「すもう撮りカメラ」を体験し、力士顔としこ名を披露。
デジタル技術で力士に変身した自身の顔を見た筧は、「なんか、いそう! しこ名(美和の富士)が強そう!」と言ったあと、「顔がおもちみたい……。戦えるのかな?」と、やや不安げな表情を見せると、鳴戸親方が「大丈夫です。頑張ってください!」と力強く言い、後押しの言葉をかけていた。
なお、「はっきよいKITTE」の開催期間は、8月12日~29日まで。詳しいイベント内容やスケジュールは、公式サイトでチェックできる。
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