楽天リサーチは、「ビールに関する意識調査」をインターネットで実施した。同調査は7月30日~31日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニターの中から、全国の20代~60代の男女1,000人を対象に行った。
ビール系飲料(プレミアムビール・スタンダードビール・発泡酒・第三のビール)、ノンアルコールビールを、現在(ほとんど毎日~1か月に1度未満程度)飲んでいる人は、(購入の際に)重視する点より購入するビール系飲料の種類に違いがあることがわかった。
プレミアムビールやスタンダードビールを飲んでいる人が、購入する際に重視する点として「美味しさ」を挙げる割合(平均76.4%)は、発泡酒、第三のビール、ノンアルコールビールの3種(平均42.8%)と比べて、特に高くなっている。また、プレミアムビール、スタンダードビールでは、飲んでいるビールの「ブランド(銘柄)」に価値を感じて購入する人(平均10.1%)が、その他3種の飲料(平均4.6%)と比べて、約2倍多かった。
発泡酒や第三のビールを飲む人が購入時に重視しているのは、「美味しさ」(平均42.7%)より「値段の安さ」(平均51.6%)が多く、価格が一番のポイントとなっていることがわかった。
また、発泡酒、第三のビール、ノンアルコールビールを飲んでいる人は、プレミアムビール、スタンダードビールの2種を飲む人と比べ、「カロリーの低さ」「糖質・糖類の少なさ」「プリン体の少なさ」など、健康に関する点を重視していることが明らかになった。「カロリーの低さ」(平均17.0%)を重要だと考えているのは、その他2種の飲料(平均3.6%)より13.4ポイント高く、「糖質・糖類の少なさ」(平均13.7%)は、その他(平均3.5%)より10.2ポイント高くなっており、「プリン体の少なさ」(平均11.3%)は、その他(平均2.9%)より、8.4ポイント高かった。
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