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【豪州ウォッチ】人と自然の調和が、住みやすい街として選ばれたアデレード

Adelaide
2015年8月25日(火) 11時00分 提供元: CYCLE
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南オーストラリア州アデレードが住みやすい街として5番目にランキングされた。

南オーストラリア州観光協会によると、州都アデレードが世界でもっとも住みやすい街5位(EIUの調べ)になったと発表。健康・文化・環境や教育すべて総合的な評価で100のうち97.5のスコアを獲得。カナダ・アルバータ州のカルガリーも同じく5位にランキングされた。

また、メルボルンは1位、シドニーは7位、パースは8位と10以内の約半分がオーストラリアの州で占められた。

10年間アデレードに住んでいる筆者が、オーストラリアの中でも特にアデレードが住みやすい街として選ばれた魅力の点を探ってみた。

●広大な土地に広がる自然の姿

南オーストラリア州の面積は約900,000平方キロメートル。5つの他州に囲まれコーストラインに広がり緑の多さが特徴の一つ。海・丘・砂漠と自然の姿は朝日や夕陽に照らされ時間の経過とともに変化する姿は自然の大きさを感じさせてくれる。

●ワイン用ブドウは、オーストラリア最大の生産量

農産業の中でも大きな割合になっているのがワイン。特に南オーストラリアはオーストラリア最大の生産量を誇る。州には200以上ものワインセラーがあると言われ、バロッサバレー・クレアバレー・マクラレンベールという大きなワイナリーは地元の人だけでなく観光客で賑わう場所となっている。

ワインは赤・白ともに生産しているが、赤ワインと白ワインの生産量を見ると、赤やロゼワインが約53%に対して白ワイン約45%(最新の国税調査2012-13年の統計)。肉料理に合うと言われている赤ワインの生産の方が多いのは、肉料理がメインのオーストラリアの特徴なのかもしれない。

●自然がコンパクトに

州都アデレードの中心から東西南北に整備された道路、ビーチ・ヒルズまでは約20キロメートル。ビーチもヒルズライドも両方が気軽に楽しめる距離のため、週末は多くの人がサイクリングを楽しむ。街の各所にあるカフェはそんなサイクリストで賑わう。

毎年1月に行われるUCIプロレースであるツァーダウンアンダーでは、レースコースまでの移動時間が少なくて済むことから世界から多くの自転車ファンが詰めかけ、アデレードが自転車の街と姿を変える。

●自然の景観を残しつつ、人々が住みやすくなる街作り

人々が住みやすくなるためには、道路の整備や建物の建設が欠かせないが、南オーストラリア州ではそれらは州都に集中させ、オートバックと呼ばれる離れた場所はあまり手を入れないのが特徴かも言える。それは離れた場所の自然の景観を壊さないための一つのやり方なのではないだろうか。

●フェスティバル州としての地位を確立

オーストラリアの全6州と特別地域2州の中でも、南オーストラリア州はフェスティバル州として名を確立。UCIプロレース・ツァーダウンアンダー、アデレードフリンジフェスティバル、Clipsal500 カーレースなど、スポーツや音楽など。最近は、アジア人を中心としてフェスティバルが開かれ国際色豊かな州にもなり始めているようである。フェスティバルのほとんどが、行政と民間とのコラボレーションで行われているものが多く、市民の楽しみの一つになっている。フェスティバルの特徴としては、イベントが数多いために色々な分野を網羅、年齢や性別問わずに年間を通して楽しめるようになっている。

これから夏にかけては、南オーストラリア州で一番大きなランのイベントCity Bay Run、またそれが終わると、Royal Adelaide Show(農業祭)、Australian Masters Game(スポーツフェスティバル)と続き、夏のクリスマスに向けて街は様変わりをしていく。

人々のためだけでなく、自然環境のことを考えて作られた街づくりが、人と自然の調和を保ち、生活しやすい街として選ばれた理由の一つではないだろうか。

《Australia photographer Asami SAKURA》
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