ニューヨーク・ヤンキースは9月20日、田中将大投手が右太もも裏の張りのため、23日のトロント・ブルージェイズ戦は登板回避すると発表した。18日のメッツ戦に登板した際、打者として送りバントを決め走り出したところで痛めたという。
メッツ戦で田中は六回まで投げており、試合後は軽傷であることを強調していた。また19日に受けたMRI検査の結果でも、故障者リスト入りするほどの怪我とは診断されなかった。
現在ヤンキースはブルージェイズに次ぐ地区2位。ワイルドカードでのポストシーズン進出は可能性としてあるが、できれば優勝して進みたい。首位攻防戦となる直接対決に「投げたいと思っていた。そこで投げるために調整してきた」と話す田中。だが首脳陣からはストップがかかった。
田中の登板回避には、「これで今季の規定投球回到達は絶望的だな」「これでブルージェイズが有利になったな」「肩や肘でなくて良かった。パスは正解。早くよくなってほしい。ポストシーズンも登板してほしいからね」「楽しみにしていたので残念」「怪我が増えた気がするので心配」「だから俺は投手が打席に立つ必要ない派なんだよ」などの声が寄せられている。
代わってヤンキースはイバン・ノバが先発することも発表された。
