為末大も注目! ココロとカラダの状態を「目で確認できる」メガネ型ウェアラブル端末が登場

ウエリントンタイプの「JINS MEME ES」
10月14日、都内にて『JINS MEME製品発表会』が開催された。

同イベントは、メガネブランド「JINS(ジンズ)」を展開する、株式会社ジェイアイエヌの新商品をアピールするために行われたもの。

今回の発表会では、11月5日にリリース予定のメガネ型ウェアラブル端末「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」と、同ウェアラブル端末と連動する専用アプリ「JINS MEME App(ジンズ・ミーム・アップ)」が披露された。

JINS MEMEには、各所に特殊なセンサー(独自開発された3点式眼電位センサーと、6軸センサー)が搭載されており、目の瞬きや視線移動といった動きを、データとして取得することができる。

取得されたデータは、Bluetoothと連動したスマートフォン専用のアプリ(JINS MEME App)を介して、数値やアニメーションといった「目に見える形」で、ココロ(集中・活力・落着き)と、カラダ(活動量・姿勢・安定性)の状態が表示される。

発表会には、ジェイアイエヌ代表取締役社長の田中仁氏が出席し、新商品の魅力や性能を紹介した。

また、東北大学加齢医学研究所の川島隆太所長や、慶應義塾大学スポーツ医学研究センターの橋本健史氏、元陸上競技選手の為末大氏も登場。

新商品について尋ねられた為末氏は、「ビデオが出たときに、自分を可視化してパフォーマンスが上がりました。トップアスリートだけでなく、一般の方の姿勢保持も数値化して、可視化するということは、今後のスポーツ文化につながっていくのではないかと思います」とコメント。

さらに為末氏は、「選手たちって、たくさん練習しすぎるんですよ。どこまで(トレーニングを)やったらいいのか分からなくて、身体の調子が悪くなってきたら止めるとか。そういう(オーバートレーニング)ことによる、怪我の防止に(JINS MEMEが)役立つのではないかと思います」と話していた。

なお、JINS MEMEは、シーンや用途に応じた2モデルを展開。プライベートやビジネスシーンでも幅広く使える、ウエリントンタイプの「JINS MEME ES(3点式眼電位センサーと6軸センサーを搭載)」は、税別39,000円。激しい運動時でも顔にフィットする、スポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT(6軸センサーのみ搭載)」は、税別19,000円となっている。
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